◇警視庁組織犯罪対策5課が神戸の無職男を逮捕
殺傷能力のある真正拳銃16丁などを自宅で所持したとして、警視庁組織犯罪対策5課は18日、神戸市西区押部谷町福住の無職、金沢泰之容疑者(57)を銃刀法違反(複数拳銃所持など)容疑で逮捕したと発表した。一度に押収した真正拳銃の量としては過去5年間で全国最多という。実弾は見つかっておらず、同課は拳銃を収集して楽しむガンマニアとみている。
逮捕容疑は昨年8月26日、自宅で真正拳銃16丁と、実弾を発射する能力のある模造拳銃2丁を所持したとしている。同課の調べに容疑を認め、「15年以上前に古物商から買った」などと供述しているという。
同課によると、金沢容疑者が昨年2月、ネットオークションでペンシル型拳銃1丁を大阪府の60代の男から約2000円で購入していたのを、警視庁の捜査員がサイバーパトロールで発見し、捜査していた。
拳銃は自宅のロッカーに保管され、モデルガン8丁も発見されたという。実弾は見つかっていないが、いずれも銃弾が発射された跡があったという。【斎川瞳】
- Yahoo!ニュース公式アプリ
-
都道府県ニュース、防災情報もこれひとつ!