【ソウル聯合ニュース】韓国の世論調査会社リアルメーターが16日に発表した次期大統領選有力候補の支持率調査で、最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表が2週連続で潘基文(バン・ギムン)前国連事務総長を退けトップとなった。ただ、両者の開きは前週より縮んだ。
調査は9~13日に全国の成人2526人を対象に実施された。文氏の支持率は26.1%で前週から0.7ポイント下がった。日別にみると、潘氏が帰国した12日が24.9%、翌13日が23.7%と、支持率の低下がみられる。
一方の潘氏は、調査期間全体の支持率は22.2%で前週に比べ0.7ポイント高かった。特に12日は23.3%に上がり、13日には25.3%で文氏と逆転した。帰国後の大統領選に意欲を示す発言が影響したとみられる。
支持率3位は共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)城南市長で、前回より0.3ポイント低い11.7%、次いで、第2野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)前代表が0.5ポイント上がり7.0%だった。安氏は4週間ぶりに上昇に転じた。
政党支持率は、共に民主党が2.9ポイント下がったものの36.0%で首位を守っている。与党セヌリ党は0.7ポイント上がり16.2%、国民の党も1.5ポイント上がり13.2%となった。