プーチン大統領 「批判はトランプ氏の批判手足縛る」
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ロシアとの関係などをめぐってアメリカのトランプ次期大統領に対する批判が続いていることについて、ロシアのプーチン大統領は「アメリカ国内で政治的な対立が続き、内外の政策に関する公約を果たそうとする際に次期大統領の手足をしばっている」と述べ、今後の米ロ関係への影響に懸念を示しました。
ロシアのプーチン大統領は、17日、モスクワで記者会見してアメリカのトランプ次期大統領とロシアとの関係をめぐる批判について答え、「アメリカ国内では、大統領選挙でトランプ氏が勝利したあとも、政治的な対立が続いている」としたうえで、トランプ氏をおとしめようとする動きがあるとの認識を示しました。
そして、「その1つが、次期大統領の合法性を疑問視することだ。さらに内外の政策に関する公約を果たそうとする際に次期大統領の手足をしばっていることだ」と指摘し、こうした状況では米ロ関係の改善は望めないと懸念を示しました。また、トランプ氏との関係については、「これまでに会ったことがない。国際社会でどのような政策を行うのか知らないし、彼を批判したり、擁護したりする理由がない」としています。
さらに、アメリカの大統領選挙をめぐるサイバー攻撃への関与を改めて否定したほか、ロシアの情報機関が、トランプ氏の女性をめぐる不名誉な個人情報をつかんでいると報道されたことについても、「全くのたわごとだ」として強く批判しました。
そして、「その1つが、次期大統領の合法性を疑問視することだ。さらに内外の政策に関する公約を果たそうとする際に次期大統領の手足をしばっていることだ」と指摘し、こうした状況では米ロ関係の改善は望めないと懸念を示しました。また、トランプ氏との関係については、「これまでに会ったことがない。国際社会でどのような政策を行うのか知らないし、彼を批判したり、擁護したりする理由がない」としています。
さらに、アメリカの大統領選挙をめぐるサイバー攻撃への関与を改めて否定したほか、ロシアの情報機関が、トランプ氏の女性をめぐる不名誉な個人情報をつかんでいると報道されたことについても、「全くのたわごとだ」として強く批判しました。