海の事件事故通報「118番」 99%が緊急性なし
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海で起きた事件や事故を海上保安庁に連絡する「118番」通報は、去年、全体の99%近くが間違い電話など緊急性のないものでした。こうした状況は17年前の運用開始から毎年続いているということで、海上保安庁は改めて周知を徹底したいとしています。
海上保安庁によりますと、118番通報は去年1年間でおよそ42万件に上り、このうち98.7%は間違い電話や無言電話など緊急性のない内容でした。
118番は17年前の平成12年に運用が始まりましたが、それ以降、毎年、緊急性のない電話が全体の98%から99%を占める状況が続いているということです。こうした電話は無言やすぐに電話を切るなどのいたずらのほか、警察の110番や消防の119番と間違えて通報してくるケースも多いということです。
一方で、118番通報によって、水難事故にあった人の迅速な救助のほか、密漁などの事件の検挙につながったケースもあり、海上保安庁は全国各地で広報活動を強化するなど改めて周知を徹底したいとしています。
118番は17年前の平成12年に運用が始まりましたが、それ以降、毎年、緊急性のない電話が全体の98%から99%を占める状況が続いているということです。こうした電話は無言やすぐに電話を切るなどのいたずらのほか、警察の110番や消防の119番と間違えて通報してくるケースも多いということです。
一方で、118番通報によって、水難事故にあった人の迅速な救助のほか、密漁などの事件の検挙につながったケースもあり、海上保安庁は全国各地で広報活動を強化するなど改めて周知を徹底したいとしています。