小池知事 無電柱化で防災促進へ
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東京都の小池知事は、NHKのインタビューで、電線を地中に埋めて電柱をなくす「無電柱化」の取り組みについて、「景観や景色の問題ではない」と述べ、防災の観点を重視して予算措置を講じるとともに、無電柱化を進めるための都独自の条例の早期制定に意欲を示しました。
小池知事は、16日行われたNHKのインタビューで、22年前の阪神・淡路大震災で出身地の兵庫県が被災した当時を振り返り「建物や電柱が倒れ、消防車や救急車が入れず何も手をつけられなかった。火が消えるまで合掌するしかなく、本当に目に焼き付いている」と述べました。
そのうえで、無電柱化の取り組みについて、「景観や景色の問題ではない。むしろ防災ということは震災の時に決定づけられた。都としても都道はもちろん、狭い区市町村道でも無電柱化を後押しできる予算態勢を作りたい」と述べ、防災の観点を重視して予算措置を講じるとともに、無電柱化を進めるための都独自の条例の早期制定に意欲を示しました。
一方、小池知事は省エネに関連し、「全国で白熱球と蛍光灯を全部LED化すれば原発13基分に匹敵すると言われている。ちりも積もれば、山になるので都民の協力が得られる態勢をとりたい」と述べ、都民が白熱球とLED電球を交換できる事業などを始める考えを示しました。
そのうえで、無電柱化の取り組みについて、「景観や景色の問題ではない。むしろ防災ということは震災の時に決定づけられた。都としても都道はもちろん、狭い区市町村道でも無電柱化を後押しできる予算態勢を作りたい」と述べ、防災の観点を重視して予算措置を講じるとともに、無電柱化を進めるための都独自の条例の早期制定に意欲を示しました。
一方、小池知事は省エネに関連し、「全国で白熱球と蛍光灯を全部LED化すれば原発13基分に匹敵すると言われている。ちりも積もれば、山になるので都民の協力が得られる態勢をとりたい」と述べ、都民が白熱球とLED電球を交換できる事業などを始める考えを示しました。