南京大虐殺否定と反発

アパホテルの本に中国

 【北京共同】日本の「アパホテル」の客室に南京大虐殺を否定する本が置かれているとして、中国で17日、反発が広がった。中国外務省の華春瑩副報道局長は記者会見で「日本の一部の人たちに歴史を直視し、反省するよう求める」と主張。ホテルを運営するアパグループ(東京)は「撤去は考えていない」とのコメントをホームページ上に発表した。

 コメントによると、問題となったのはアパグループの元谷外志雄代表のエッセーをまとめた本。南京大虐殺について「中国側のでっち上げであり、存在しなかったことは明らか」と記述しているという。

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