市職員が「不正受給許さない」のジャンパー 厳重注意
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生活保護を受給している人たちの支援にあたっている、神奈川県小田原市の職員らが、不正受給は許さないという趣旨の文言が書かれたジャンパーを着て、受給者の家庭を訪問をしていたことがわかりました。市は「不適切だった」として着用を禁止するとともに、上司らを厳重注意としました。
小田原市によりますと、ジャンパーを着ていたのは、生活保護を受給している人たちの自立支援などを担当している生活支援課の職員らです。
ジャンパーにはローマ字で「保護なめんな」と書いたエンブレムがプリントされているほか、英語で「不正受給は許さない」という趣旨の文言が書かれています。
このジャンパーはもともと、職場の連帯感を高めるため10年前の平成19年に有志の職員によって作られ、職場で着用されていましたが、その後、一部の職員が受給者の家庭を回って支援に関する相談に応じる際などにも着ていたということです。
ジャンパーは業者に製作を依頼してまとめて購入したあと1着4400円で希望する職員に販売され、これまでに64人が購入したということです。
小田原市は「市民の誤解を招きかねないうえ、品位を欠いた表現で不適切だった」として、ジャンパーの着用を禁止するとともに、上司ら7人を厳重注意としました。
小田原市福祉健康部の日比谷正人部長は「市民に不快な思いをさせたことを深くおわびします」と話しています。
また、小田原市の加藤憲一市長は「配慮を欠いた不適切な表現であり、市民の皆様に誤解を与えることのないよう指導を徹底します」というコメントを出しました。
ジャンパーにはローマ字で「保護なめんな」と書いたエンブレムがプリントされているほか、英語で「不正受給は許さない」という趣旨の文言が書かれています。
このジャンパーはもともと、職場の連帯感を高めるため10年前の平成19年に有志の職員によって作られ、職場で着用されていましたが、その後、一部の職員が受給者の家庭を回って支援に関する相談に応じる際などにも着ていたということです。
ジャンパーは業者に製作を依頼してまとめて購入したあと1着4400円で希望する職員に販売され、これまでに64人が購入したということです。
小田原市は「市民の誤解を招きかねないうえ、品位を欠いた表現で不適切だった」として、ジャンパーの着用を禁止するとともに、上司ら7人を厳重注意としました。
小田原市福祉健康部の日比谷正人部長は「市民に不快な思いをさせたことを深くおわびします」と話しています。
また、小田原市の加藤憲一市長は「配慮を欠いた不適切な表現であり、市民の皆様に誤解を与えることのないよう指導を徹底します」というコメントを出しました。