今回の料理:かまぼこのネギ塩あえ
今年も飲んで食べて
枝元 吉田家のお料理をいただいたところで、今度は私がおもてなしを。年始はかまぼこ召し上がる方も多いと思うんですけど、私は年中食べるんですよ。お正月明けでセールになってるかもしれないし、今日はかまぼこのおつまみ、ご紹介しますね。
西原 ちょ、指大丈夫ですか?! よそ見してネギ切ってますけど。
枝元 いつもと違うギャラリーがいらっしゃると、緊張しちゃうなあ。
吉田 どうぞ気になさらず。
枝元 10分で作りますから少々お待ちくださいね。
西原 あれ、ネギが切れてませんよ。私、切っておきます。
枝元 すみません、どうしちゃったんだろ、私。これ、お刺し身を加えてもおいしいんですよ。あと、かまぼこはぴらっぴらに薄くスライスするのがおいしいと思ってて。
吉田 へえー! ぶ厚く切るのがうまいと思ってた。
枝元 あー、それにしても、あがっちゃう。「台所に」逃避したいじゃなくて、「台所から」逃避したい。
西原 しょうゆじゃなくて、オリーブ油と塩であえるんですね。これは新しい。うまいに決まってるし。
吉田 日本酒に合うな。かまぼこが何か違う高級食材になってます。本当にうまい。
枝元 ちょっとマリネ感覚でおいしいですよね。百合根のバターソテー(2016年1月18日掲載、作り方参照)も、どうぞ。
西原 あ、これ大好き! この百合根のほくほく感!
伊藤 ほんとだ! 百合根って料理の仕方分からなかったけど、こんな食べ方あるんだ。
西原 なんか娘に食べさせると、上品な子に育つ感じしない? 魔よけ食材っていうか。
伊藤 あはは。娘に百合根与えて、悪い虫を退治だな。
枝元 さあ、料理もそろったところで、もう1本ワイン開けちゃおう! 今年もよろしくお願いしまーす!
西原 今年もたらふく飲んで、食べるぞー!!
【構成・中川聡子、写真・梅村直承】
かまぼこのネギ塩あえ
材料<2人分>大は大さじ 小は小さじ
- かまぼこ 60グラム(お刺し身を加えても)
- 細ネギ 1/2束
- オリーブ油 大2
- 塩 少々
- レモン汁 小2
作り方
- 細ネギを小口切りにし、オリーブ油と塩を混ぜる。
- かまぼこはなるべく薄く、斜めにそぎ切りにする。
- かまぼこやお刺し身に1.をのせ、レモン汁をかける。冷蔵庫で約10分置き、味をなじませる。あらびきコショウを振っても。
〈百合根のバターソテー〉
百合根(1個)の根を取り、鱗片(りんぺん)をはがして洗う。フライパンに入れ、水1カップを加え、ふたをして2~3分、蒸しゆでにする。水気を飛ばし、バター10グラムと塩少々をからめる。
人物略歴
よしだ・せんしゃ、いとう・りさ
ともに漫画家。2007年に結婚、10年1月に長女誕生。吉田さんは1963年生まれ。「伝染るんです。」で文芸春秋漫画賞。「まんが親」「おかゆネコ」など一連の作品で手塚治虫文化賞短編賞。他に料理エッセー「逃避めし」。伊藤さんは69年生まれ。「おいピータン!!」で講談社漫画賞少女部門。「女いっぴき猫ふたり」などで手塚治虫文化賞短編賞。2月2日に「おかあさんの扉」最新刊発売。
西原理恵子と枝元なほみのおかん飯、単行本第2弾が発売!
この連載の単行本第2弾「親子でがっちょりおかん飯」が毎日新聞出版から2015年12月10日に発売されました。掲載した41のレシピのほか、西原さんと枝元さんがお薦めの食材や料理道具9アイテムを紹介しています。西原さん描き下ろしのカットも見逃せません。
オールカラー128ページ、950円(税込み)です。
みんなのごはんでも紹介してきた人気レシピの数々。ぜひ、手に取ってご覧ください!
リクエスト募集します!
【西原理恵子の「おかん飯」with枝元なほみ】では、全国の読者の皆様、生産者や食に関わる方々から、「この食材でレシピを考えて」「ぜひ食べてみて」というリクエストを募集します。野菜、魚介、肉、加工食品、調味料など食材のジャンルは問いません。自慢の一品を「おかん飯」でアピールしてみませんか。
応募はメール(onna@mainichi.co.jp)か、郵便で、〒100-8051(住所不要)毎日新聞生活報道部「おかん飯」係まで。