VW 日本市場に電気自動車投入へ 競争が激化

VW 日本市場に電気自動車投入へ 競争が激化
ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲンは、販売が落ち込んでいる日本市場での巻き返しに向けて、ことしの夏に、電気自動車を発売することを明らかにし、次世代のエコカーとして開発を進める日本メーカーとの競争が一段と激しくなりそうです。
これは、フォルクスワーゲンが17日、東京都内で開いた新車の発表会の中で、明らかにしたものです。

それによりますと、フォルクスワーゲンは現在、ヨーロッパとアメリカで電気自動車を販売していますが、ことしの夏に、日本市場でも販売を始めるということです。

この電気自動車は1回の充電で走れる距離がおよそ300キロと、日本で販売されている国内外のほかのメーカーと比べても、トップクラスだとしています。

フォルクスワーゲンは去年9月、ディーゼル車の排ガス測定の不正が明らかになり、日本では去年1年間の新車の販売台数が前の年に比べて13%減少していて、電気自動車の投入で巻き返しを図る狙いもあります。
日本法人のティル・シェア社長は「電気自動車は、将来を担う商品の拡充に向けた最初のステップだ」と話しています。

電気自動車は、トヨタ自動車が2020年ごろの量産を目指しているほか、すでに販売している日産自動車なども性能の向上を進めていて、フォルクスワーゲンの日本市場への参入で一段と競争が激しくなりそうです。