スキー場で不明の家族4人発見 命に別状なし 長野

スキー場で不明の家族4人発見 命に別状なし 長野
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長野県野沢温泉村のスキー場で、山頂付近を滑っていて16日から下山できなくなっていたオーストラリア人と見られる50代の女性と家族の合わせて4人について、警察は午前9時前に登山道付近にいたところを発見したということです。警察によりますといずれも命に別状はないということです。
16日午後6時すぎ、長野県野沢温泉村にある野沢温泉スキー場から「外国人が山の中で迷っている」と警察に通報がありました。

警察によりますとオーストラリア人と見られる50代の女性と10代から20代の息子3人の合わせて4人が、標高1649メートルの山頂付近を滑っていたところ下山できなくなったということで、警察は16日に続いて17日午前7時20分ごろから捜索を再開しました。

その結果、午前8時40分ごろ、捜索にあたっていた警察官が登山道付近で4人を発見したということです。警察によりますと4人のけがの程度はわかっていませんが命に別状はないということで、警察は4人が遭難した詳しいいきさつを調べることにしています。

4人の様子は

救助にあたった警察の機動隊員は「4人を発見した時はかなり震えていて、低体温症のような症状が見られたが、お湯や食料を与えたところ、震えもおさまった。軽い装備で一晩を過ごした様子だったので、かなり厳しかったと思うが、じっとしていたことが大きかったと思う」と話していました。