2017年01月16日
ラジオ出演情報2
the you ニューリリース「vein」とレコ発ライブの告知でラジオ出演致します。
1/19木曜日
RBCiラジオ
MUSIC SHOWER Plus+
11:30〜(出演は12:30頃)
11/19木曜日
FMぎのわん
ヒトリツチナリのロックオンミュージック
22:00〜
11/25
FM沖縄
レディオダブ
20:00〜(出演は20:30頃)
1/19木曜日
RBCiラジオ
MUSIC SHOWER Plus+
11:30〜(出演は12:30頃)
11/19木曜日
FMぎのわん
ヒトリツチナリのロックオンミュージック
22:00〜
11/25
FM沖縄
レディオダブ
20:00〜(出演は20:30頃)
2017年01月16日
繋ぐ 3
むさ苦しいブログ、第三弾完結編。
気合い入れすぎてアー写を新しくしました(嘘)
過去二回はこれまでの経緯をむさ苦しく書いてきました。今回は現在とこの先の事を書きます。
一つお知らせ。もうすぐPV公開出来そうです。
新しく完成したミニアルバム「vein」は、計画では2016年内にリリース、2017の1月にレコ発ライブをしようと思ってました。なのでライブ会場であるアウトプットも去年の夏ぐらいには既に抑えてました。
普通だったら色々とスケジュールを逆算して、余裕をもってレコ発ライブ日程や場所を組むんですが、当時の僕はモンゴルフェス出演準備やクラウドファンディングの真っ只中で頭に血が上っていたのかもしれない。2016年内に絶対リリースするんじゃい!!
じゃぃぃぃぃぃっっっ!!!
と、勢いで半年先のアウトプットのスケジュールを抑えてしまいました。2016の年末にリリースして、少し間を空けて年明け1/28レコ発。うん、良いね!と。頑張ったらいけるだろうと 。
甘かったですね。思った以上に時間がかかってしまい、やりながら2016年内でのリリースは断念。いやそれどころか、1/28レコ発には何としても間に合わせなければ!一時はそれぐらいまで追い込まれていました。いやー危なかった。
今回のリリースで、僕はレコ発ライブを二回やろうと早い段階で決めていました。理由はヤマを一つで終わらせたくなかったから。
ヤマというのはプロモーションのヤマ場です。音楽を生業に出来ているミュージシャンであれば数ヶ月とかかけてツアーに出て各地でライブやったりプロモーション展開をしていきます。
が、我々のような地方で活動するインディーズバンドは、やはり地元でのレコ発ライブが一番の魅せ場でありたくさんの人にアピール出来る場になります。
だからメディアで告知をするのも、このレコ発ライブに向けての宣伝をする場合が多い。レコ発ライブの日に向け露出度を上げヤマを組んで行くわけです。
言ってみれば、レコ発ライブがピークになる。それ以降は何か特別大きなトピックでも無い限り、更に目立つ動きをとるというのはなかなか機会が無いわけです。
じゃあそのヤマを二回作ったろやないか!!
非常にシンプルな(安易ともいう)思い付きですが、当たり前に労力もリスクも二倍になります。一回やるだけでも精一杯だったものを二回やると。でもその分アピールは二倍できるんじゃないのか。やった事ないから分からないんですが、殆ど勢い任せで僕の独断で今回the youは二回レコ発を行う事を決めてしまったのです。
決めたのは良いものの、早速レコーディングに遅れが出てしまいました。敢えてデモを作らずに新曲制作に取り組んだり、長田さんの曲を起用したり、今までとは違うやり方をした事や、単純にスケジューリングが上手くいかなかったり。
狙いとしては2016年12月にリリースして、年末から年またぎで1月いっぱい色々告知で露出度を上げ、CD買ってくれたみなさんはじっくり聞き込んでレコ発ライブにおいで下さいと。そう考えてました。しかし早くも狙いはレコーディングの段階で崩れてしまいました。これはまずい非常にまずい
どうしようか考えていて、ポイントになるのは二回のレコ発をどう位置付けるかが最重要ポイントだと思いました。同じ事を二回やるのでは意味がない。それぞれに特性を持たせて違いを出そう。それがきっかけで、この二つのレコ発にうっすら繋がりが見えてきました。
先にやるアウトプットは、ロックバンドが本領発揮出来るライブハウスです。スタンディングで爆音を鳴らす。なのでこのレコ発は攻めのライブにする事にしました。比較的アッパーなセットリストでガンガンやります。またこの日がどこよりも早い先行リリース日となります。早く聞きたい人はぜひ来てCDもゲットしてちょうだいと。
もう一つ大事なのは、クラウドファンディングで支援頂いたみなさんにも来て頂くという大切な役割を持ったライブでもあります。おかげ様でこんなかっこいい曲が出来ましたのでぜひ見にきてほしいという日でもあるのです。
アウトプットレコ発から少し間をとって、2月中旬に店頭リリースします。the youを知らない人にも聞いて欲しいので、まだまだ告知で露出していきます。
さらに間をとって3月。レコ発ライブ第2弾を北谷モッズで行います。モッズは椅子テーブル付きで比較的ゆっくり鑑賞するようなライブハウス。もちろんガンガンにロックな音も出せますが、ここではアッパーに攻めるというよりはじっくり見て頂けるような内容にしたいと考えてます。CDを既に買った人もじっくり聞いて好きな曲とかを持って来て頂けたら嬉しいですし、ライブではどんな演奏をするのかという部分も楽しみにしてほしいです。
と、そんな線にして組む事が出来たのです。
今までとっていたプロモーションは、リリース前からレコ発に向けて一カ月ぐらいかけてメディアに露出して宣伝していくという方法でした。
今回、レコ発第1弾→店頭リリース→レコ発第2弾という流れが偶然出来ました。それぞれが持つ意味や特性も違いが出せました(後付けでしたが)。
これで三カ月ぐらいは鮮度を落とさないプロモーションが出来るんじゃないかと思ってます。全部計算づくで組んだ計画ならかっこよかったんですけどね。リリースに遅れが生じた為に考え出したものなので上手くいくかは分からないけど、やり甲斐は非常にあります。
しかしわざわざこんなプロモーションの中身をブログに何で書くのかと。なぜなら、みなさん伝えて知ってもらってこそ成り立つものだと気付いたからです。the youレコ発二回やるんだね。ふーん。で終わらすと二回やる意味もあまりない。こちらから思いを伝えないと、何となくアウトプットのライブの方が勢いあったんじゃね?分からんけど。で終わってしまう。
だからその趣旨や思いをこっちから発信しようと。それを伝えるにあたり、もうムーニーしないで全部ばらしてしまおうと。そう思ったのでございます。
更に、県外ライブ、海外ライブも計画を立てている最中です。
忙しい年になりそう。バンド界のブラック企業目指します(嘘)
実は新曲も作り始めていて、これが音源化されて皆さんの手にいつ届けられるかは、ぶっちゃけ、
veinがどのぐらい売れるかにかかっているのです!!!
皆さんよろしくお願いしますね。ね。ほんとにね。
the youミニアルバム
「vein」
レコ発ワンマンライブ第1弾
2017年1月28日(土)
那覇市 output
■出演
the you
◆開場 18:30
◆開演 19:00
-チケット料金-
◆前売¥2,000(1DRINK代別)
◆当日¥2,500(1DRINK代別)
前売取り扱い
●ローソン チケット
(Lコード82069)
●Outputメール
予約:outputop@gmail.com
チケット発売日:12月10日
●the youメール
予約:backwatersound@gmail.com
-お問い合わせ-
●the you
backwatersound@gmail.com
●ライブハウスoutput
outputop@gmail.com
098-943-7031
the you
new mini album
「vein」
1.tropicalized
2.砂漠の終わり
3.soft smoke
4.mellow tree
5.after dream
6.虹の影
¥1500(税込)
2017年01月13日
ラジオ出演のお知らせ
明日、1/14土曜日、FM沖縄トミーのぬちぐすいナイトにゲスト出演します。
ニューリリースのveinについて色々話してますのでぜひみなさん聞いて下さい!20時放送です。よろしくお願いします!
2017年01月10日
繋ぐ 2
the you
new mini album「vein」
ジャケット公開!
前回は熱い(もはや暑苦しいぐらいの)ブログを書きましたが、年が明けてまだまだスタートダッシュの熱烈マインドのまま書きなぐっていきます。
点と点が線で繋がってるなという思いをテーマに書いています。
うちのメンバーである長田さんと僕は同い年。コザと名護なので接点は全くありませんでしたが、音楽の好みはドンピシャ。
音楽が時代を超える力を持ってる事は身にしみて感じています。が、同じ時代に同じサウンドを聞いて感動し、何かしら影響を受けつつ日々を生きるというのは、リアルタイムで実感として己のマインドとボディーに刻み込まれているので特別な感動の共有みたいなものがあると思います。
そんな長田さんは今、the youでギター弾いてますが実はjuder(ジューダー)という筋金入りのオルタナギターバンドを自ら率いているんです。最近はお休み中だけど。
juderとthe youはキャリアもほぼ一緒で、系統も近かったので同一のファンの方がいたりもした。だから僕は噂ではその存在を知ってました。juderというかっちょいいバンドがいると。
そのうちイベントで対バンする機会が巡って来ました。最初はお互い人見知り全開で全く関わらなかったけど、やはりそのかっちょ良さはシカト出来なくなるわけです。少しずつ話すようになり、最終的には一緒にバーベキューするぐらい仲良くなりました。
まさかその時には、juderから長田さんと田川さんが後にthe youに加入する事になるなんて夢にも思ってないわけです。こんな風に繋がるとは。音楽やってなかったら100%繋がらない線です。ニルヴァーナやレディオヘッドが我々を繋いでくれたと言っても過言じゃないでしょう。
話は少し変わり、去年二月。色々な事が数日間で一気に起こりました。
the youがとあるイベントに出演した際、自分達の力不足もあり悔しい思いをするライブとなりました。会場は那覇アウトプット。
そのライブ直後、それまでベースを担当するこずえさんが辞める事になりました(ライブの内容とは一切関係ありません)。
更に翌日、モンゴルからフェス出演依頼が正式に届いたのです。
当時は全部別件だと感じていたので、何でこんな短期間で状況が一気に変わるのかと、若干気が重くなってしまいました。
でも振り返ると、あの数日間があったから今こうして新しいミニアルバム「vein」発売決定まで辿り着けているんだと思っています。
アウトプットライブ後、楽器を片付けながら最初に声をあげたのは長田さんでした。この悔しい思いをワンマンライブでリベンジしようと。その瞬間、僕の中で次の新譜リリースのレコ発ライブはここアウトプットでワンマンでやりたいという思いが湧いてきました。
帰りの車で、色んな思いがごちゃ混ぜになっていたので考えを整理していました。
アウトプットレコ発の前にレコーディングをしないと。その前にまだ手を付けてない新曲をバンドで固めないといけない。いやその前に、また新たなベーシストを誰にするかを考えなければならない。まずはそれからだ。それが見えないと全体のスケジュールが立てられない。
時間軸にして考えていくとごちゃごちゃしていた事が一本の線になっていきました。
まずは新ベーシスト探しから。それからだなと考えが少しまとまり始めました。
ライブ翌日。前回ブログで紹介したミュージックフロムオキナワの運営側から連絡があり、モンゴルのフェスから正式に出演オファーが届いたから検討してほしいと。二週間以内に返事してくれと。
脳みそブルブルしました。すぐメンバーで話し合い、出たいよねという気持ちで一致しました。でも我々、昨日からベーシストがいないんですと。モンゴルまで4ヶ月。リハ何回出来るよ?新しいメンバーでノリが変わるだろうし、数年かけて固めたこれまでのグルーヴと同等のところまで持っていけるか。それ考えたら時間に余裕はない。急遽ベーシスト選定が始まった。
過去にこずえさんの代わりにヘルプでベースをお願いした事のある面子の中から選ぶのが現実的だろう。
●ざっさん
●モトナガカント
●田川さん
ざっさんはこの三人で一番ヘルプ回数が多い。ただ、当時ざっさんは手首の腱鞘炎治療の為、ハードに演奏するのを控えている時期だった。また浦添のライブハウスグルーヴの専属スタッフになっていて、スケジュール面でバンド活動に制限がかかりそうなのが気がかりでした。
モトナガカントはフットワークはこの中で一番軽い。音楽活動に加速をかけていきたいと考えている。が、彼はベーシストではないどころか、ギター弾き語りでライブをガンガンこなすシンガーソングライターである。お願いすると引き受けてはくれそうけど、長い目で見ると僕が作るthe youの曲の演奏に軸を置くより、自分の曲を中心に表現していく事が彼の音楽活動で大切にしなきゃいけないところだろう。
田川さん。...思い当たる懸念がない。演奏も申し分ない。音楽の好みもドンピシャなので、曲の雰囲気に自然に馴染むだろう。juderで一緒に活動していた長田さんに何となく聞いてみたら、多分あいつはやる気あると思うよ。と。で、声をかけてみたら電話口で快くOKしてくれた。
そんな感じで決定。
そして田川さん加入で新しいthe youがスタートした。さすがにモンゴル行きについては田川さんは即決は出来なかったけど、僕は田川さんは行くだろうという確信があり、モンゴル側に正式に出演OKの返事をしました。
リハも順調にこなし、時間と共にバンドの状態も落ち着き、モンゴルだけじゃなくレコーディングやレコ発ライブの事まで視野が開けていきました。
田川さんは曲や演奏だけでなく、バンドの運営や動き方なんかについてもどんどんアイデアを出して来て、今までのthe youにはない新しい空気を流し込んでくれました。
あの時、わずか三日間で色んな事が目まぐるしく起こりましたが、長田さんの一言と田川さんにはかなり助けられました。この時ぐらいから、僕はバンドを一人で引っ張ってるつもりが、それは思い違いだったなと感じるようになっていきました。
モンゴルを経て、レコーディングも済み、去年は良い意味で予想外に中身の濃い時間を駆け抜けました。そして現在はレコ発ライブに向け集中出来ています。
様々な出来事があったけど、全て同一線上に重なり、ぶっとい一本のラインになって伸びていったなと感じます。このラインはどこまで伸びているのか。その先がこっからは見えません。どうか果てし無く伸びて行ってますように。ウートートー。
ドラムのなおやの話がまだ一回も出てませんが、彼については別枠でやりたいと思います。彼の信頼と実績はどんな土建屋より別格なのです。
the youミニアルバム
「vein」
レコ発ワンマンライブ
2017年1月28日(土)
那覇市 output
■出演
the you
◆開場 18:30
◆開演 19:00
-チケット料金-
◆前売¥2,000(1DRINK代別)
◆当日¥2,500(1DRINK代別)
前売取り扱い
●ローソン チケット
(Lコード82069)
●Outputメール
予約:outputop@gmail.com
チケット発売日:12月10日
●the youメール
予約:backwatersound@gmail.com
-お問い合わせ-
●the you
backwatersound@gmail.com
●ライブハウスoutput
outputop@gmail.com
098-943-7031
肝心のリリース日ですが、このレコ発ライブがどこよりも早い先行発売日となります(店頭リリース日はまた改めてお知らせします)。
2017年01月05日
繋ぐ 1
初日の出の撮影に成功。
あけましておめでとうございます。
酉年ですので、こちらへ行ってきました。
昨年は大変お世話になりました。
2016年はバンドやってきて、いや人生においても大きなターニングポイントとなる貴重な経験が出来ました。みなさんのご支援、ご協力あってこそです。本当にありがとうございました。
メンバーチェンジ、海外フェス出演、そしてレコーディング。大きな出来事が3つもありました。
一年前の1月5日時点では、レコーディングしか計画にありませんでした。これ一つでもインディーズバンドにとっては最重要プロジェクトとして集中的に照準を合わせにいきたいところです。
改めて今振り返ると、単発的に発生したと思っていたそれぞれの出来事が実は線で繋がっていたんだなと感じます。
完全に僕の主観での話にはなるんですが、何回かに分けてこの線の繋がりをブログにしていきたいと思います。
おととし夏、うちのメンバーであるズナリがミュージックフロムオキナワという企画を見付けて、音源募集に申し込んだ事が全ての始まりでした。
ズナリがこの企画を持ってきた時、正直に言うと僕はあまり興味がありませんでした。ふーん。じゃ、やっといて。って感覚ぐらいです。
そこからしばらくして、音源審査受かりました!コンピCDに曲が収録されます!とズナリから報告を受けてもまだ僕は、そういやそんなのあったね。良かったね。ぐらいの心情。
昔the youは某コンピCDにはりきって参加して肩透かしを食らった事があったので、僕はズナリの話にあまり気持ちが入らなかったんです。
またしばらく時間をおいて、2016年一月。今度はこのコンピCD関連でライブイベントを打つから出演してくれないかという話がきた。
ライブはやる気満々なので前のめりで出演を即決しました。そしてライブ当日。あの沖縄に雪が降ったと騒がれた極寒の日。いつも通り演奏をして出番を終えた我々に、この企画の運営スタッフの方が声をかけてきた。
「モンゴルでデカいフェスやってるプロデューサーがthe youのCD欲しいと言ってる!早く持って来て!」
かなり興奮した様子でした。僕はと言うとまだ、へーそーなんすか。程度。
このイベントはアジア各国から音楽関係者を多数呼び寄せているというものでしたが、僕はそこにはさほど興味を感じていませんでした。ライブが出来るなら嬉しいなと。それだけ。
楽屋にCDをノロノロ取りに行ってる間にスタッフの方はプロデューサーを人混みの中に見失ってしまい、慌てて捜索が始まりました。スタッフさんは数カ所ある会場を走り回り、僕はCD片手に後を追いかけました。しかしシャレならんぐらい寒い。もういいよ、モンゴルとかそんないいですって。寒すぎる。帰りたい。
そう考えながら外を徘徊しました。
結局見つからず、改めて後で探そうと元の会場に戻ったら、Tシャツ一枚にグラサンという、一人だけ真夏のトロピカルビーチからワープしてきたようなおっさんがいました。
マジかクニヒャー。と思ってたら、その方がプロデューサーでした(このぐらいはモンゴルのちょっと涼しい夏ぐらいだよーとの事)。こちらから声をかけカタコト英語で挨拶をして、よくある関係者との挨拶みたいに僕は自己紹介してCDを渡し、無難にやりとりを終えました。
またしばらく時間がたち、バンドのメンバーみんなで、もしかしたらモンゴル旅行できるかもねーハハハなんつって冗談ぽく過ごしていたある日、正式にモンゴルのフェスから出演依頼がきた。遅すぎますが、そこでやっと僕は意識が傾き始めたんです。ネットでそのフェスの情報を調べてみると、巨大フェスである事が判明。
一気に頭が熱くなったのを覚えてます。そこからの熱い思いは去年ブログに書いた通りです。
そしてみなさんにクラウドファンディングの協力を呼びかけ支援を得て出演する事が出来ました。
良かった良かった。めでたしめでたし。
と、今までだったら終わっていたでしょう。10年後もこれ見よがしに自慢話にしてたかもしれません。
今考えたら、ズナリの意識の高さがここに導いてくれていたんですね。これが起点となり線でモンゴルに繋がっていったんだと僕は考えます。
ある日突然モンゴルからオファーが来たわけじゃない。ズナリの地道な情報収集があったからこそのもの。そこを早い段階で汲み取れていない僕はバンマスとしての姿勢を考え直す必要があると、モンゴル後は気付かされました。
そもそも三年前、the youメンバー大改革の時にズナリを選んだのも、彼がthe youの音楽をとても好きなのが伝わってきて、その熱量が凄かったからです。だからドラマーである彼にギタリストとしてお願いしたんです。その熱意があれば楽器は関係ないと。これもある意味、僕自身が作った一つの点となっていたのかなと思います。
バンドに対する僕の熱意と温度差を感じないズナリ。メンバーとして何年か一緒にやってきて、彼のその高い意識が僕にとって当たり前になってしまっていたんでしょう。そこから生まれる貴重な点に気付けていなかった。
モンゴルのフェスでは大きなステージに立ったり、プロデューサーの方に気に入ってもらったり、現地のお客さんから歓声をもらったり、嬉しい経験をたくさんしました。
でも本当に得た大きな財産は、僕を含めメンバーの意識が変わったというところにあります。
わざわざマイナーな海外行ってどうするわけ?行って何が変わるの?アメリカやイギリスのフェスとかレーベルからオファーが来たわけじゃあるまいし。もっと国内で、県内で良いやり方があるはず。
モンゴル行く前は僕はそう考えてました。恥ずかしながら、行って初めて世界はこんなにも広いのかと。こんなに音楽を、ロックミュージックを待ち望んでる人と、届けようという場を用意する人がいるのかと、思い知りました。そこに世界中から集まるミュージシャン。当たり前のようにどこからでもミュージシャンはやって来ていました。有名無名、ギャラ、自費、そんなのは大きな障害じゃない。自分の音楽を聞き気に入ってくれて、この先も聞き続けてくれる人に巡り合うチャンスだ。彼らはそこに重点を置いている。そしてそれがまた新しい点になる事も知っている。
僕は沖縄県内で、日本国内で、一人でもたくさんの人にthe youの音楽を聞いてもらいたいと今までは考えていました。よく考えると理由が自分でも分からないんですが、
県内→東京(日本)→世界
みたいな謎の順番みたいなものに無意識に支配されていたのだなと気付きました。そうなると、地元沖縄のライブですら集客に苦労しているのに、世界に目を向けるなんてとてもじゃないけど想像出来ない。ネットがあれば世界中と確かに繋がりますが、やっぱ自宅PCでネット告知打つのと現場に足を運んで誰かと又は何かと関わりを持つのとでは、意味合いやその後の展開が大きく違って来ると思います。
場所は別にどこでもいい。だからって海外優先とかいう気もないです。関西圏はロックは熱い?関東の人になら受け入れられやすそう?机上の理屈でしかない事を理由にして小さく小さく考えていたんだなと、モンゴルに行って実感しました。行きたければ行く。やりたいならやる。そう決めたら、どうやって行けるか、やれるかを考える。シンプルにそれだけで良いんじゃないかと。
最近テレビを見ていて、ある評論家のおっさんが言ってた。
「熱意の無い者が理屈っぽくなる。」
腹わたにガツンときました。どこにチャンスが転がってるか分からない。点を見つけられるかどうかは自分の意識次第。
そして線が繋がるかどうかも、実は自分で繋ぐかどうかなんだなと。無意識でも予想外でも何でも良いんだけど、熱意を持ち続けていれば必ず繋がる。今はそんな志で動いてます。
2017年は、偶然とか無意識とかっていう出来事を自分から仕掛けに行く。上手く言えませんがそんな年にしたいなと思ってます。
the you レコ発ワンマンライブ
1/28土曜日
那覇市output
オープン 18:30
スタート 19:00
チケット
前売り ¥2000
当日 ¥2500
2016年12月28日
スターウォーズと私
昨年末、たまたま時間に余裕がある時に映画館の前を通りかかって、久々に何か見てみようという気になりました。
今何やってんのかなーと、ざっと公開中のもんを確認。何かへんなディズニーのアニメとか、アクション系とかの中から消去法で一本の映画を選びました。
ふらっと映画館に立ち寄る。
普段こんな事は滅多にないんですが、この日をきっかけに映画に対する自分の価値観が変わってしまうぐらいの作品を見てしまったのです。それは
スターウォーズ!!!
いやー、まさか自分が宇宙チャンバラもんのSFにハマってしまうとは。いや、宇宙チャンバラもんのSFという先入観を抱いていた自分が恥ずかしい。なんて浅はかな。
元々映画を見たいという欲求を持たずに生きてきたので、こんなに映画に没頭するのは初めてです。
昨年末に公開されたエピソード7。
全くあらすじや知識を持たずに見たんですが、見入ってしまいました。
the youでスターウォーズ好きなのは長田さんだけ。長田さんも映画館で見たらしく、感動を共有しようと色々と話していたら
◯◯◯が◯◯◯の娘って事はもうすぐ分かっちゃったよねと(実際まだ分からないけど)。
っっっっ!!!
何でよ!!何で分かるっ!!だとしたらとんでもない展開になってくぜちくしょうが!!
スターウォーズを何も知らない私はもうアスファルトめくってひっくり返してバタバタしそうなぐらい長田さんの言葉に衝撃を受けたのを覚えています。
間も無く私はDVDレンタルショップに走りました。過去の作品を一気に全部見て、
そうだったのか!!!
や
なんやて!?やめとけお前!!
の連続でした。なんという物語。そりゃあ世界中が熱狂するわけだ。
そこからの私はもう、自分の車がファルコンに見えてしょうがない。
うみそらトンネルがデススターでの戦闘に参加したような錯覚を引き起こさせる。
リモコンに手が届かない時はフォースを使おうとする。
なんでやアナキン...なんでなんや...お前って奴は...と二日に一回ぐらいはため息を吐きながら過ごしました。
あれから一年。ついに公開されたスターウォーズローグワン。公開前から世界中で噂が絶えませんでした。今までのエピソードシリーズとは違うみたいよ。番外編的な扱いだから期待して見るな。3と4の間という中途半端なストーリーだよ。いやいや大事な部分だよ。
うっさいボケスターウォーズならなんでもいいんじゃ!!スターウォーズだ嬉しいなって言いたいんじゃこっちは!!
と、私はもう禁断症状におかされていました。
そして先日、ついに見てきましたローグワン。
これこれこれコレッコーレッコーレッコーレッコレーッッッ!!!
大画面で見るスターウォーズは良いっすね。何で今までスターウォーズをシカトして生きてきたのだろうか。
そしてまたDVDでエピソードシリーズを見直す事になるのです。一生これの繰り返しです。はー忙し。
また来年新しいのが出るみたい。エピソード8。
レイア姫役のキャリーフィッシャーさんのご冥福をお祈り致します。
新規スターウォーズファンの身にとっては、若い頃の演技も最近見たばかりなのでなおさらショックです。残念。
フォースと共にバンド頑張ります。
2016年12月26日
レコーディング完全終了
やっとレコーディング全行程が終了しました。
計画段階では年内発売のつもりが、予定より遅くなってしまいました。申し訳ありません。
まずお伝えしたいのは、クラウドファンディングでご協力頂いた皆様、約束より遅くなって本当にすみません。
年明け、一月中旬にはDVD、CD、チケットをお届け出来ると思います。
とても良いものが出来たと思います。自分達でやってて、the youらしいなと感じる曲もあれば、新しい試みもある。憧れ丸出しな曲もある。
作る前はいつも、信じられないぐらい圧倒的なモンスターアルバムにしてやろう!!と意気込んで取り掛かるんですが、終わってみると次はこうやろうとか、あそこはもっとこうするべきだったか?とか、そんな思いばかりが駆け巡ります。
やってみていつも思う。そんな簡単に出来るもんじゃないと。いや、分かってるつもりだけど、どうしても想像以上のものをイメージしてしまう。一歩ずつ進むしかないんですけどね。
まだ冷静に聞けてない状態です。耳がいろんな箇所に偏って向いている。数ヶ月たって、ふと聞いた時に
「あ、ちゃんとやってるな。」
と感じる事が出来る日が来るんでしょう(ほ、ほんとか?ほんとにか?)。来なかったら泣くけど。今はそう信じるしかない。毎回そんな感じです。
作った直後は「次はこうしよう!」という風にどうしても考えたくなる。考えたくならなかった時はもうこの辺で良いかなと思う時なのか。それはもはや分からんです。
でもちゃんと良いもんが出来たなというのは分かるんです。自分で好きだなと思える作品に仕上がりました。良かった。
the youとして初めて冬に作品がリリース出来るのも嬉しい。
1/28にはアウトプットで先行リリースワンマンライブを行います。みなさんぜひお越し下さい。
2月に店頭リリース、その後リリースイベント第二弾を行います。
来年はガシガシ外向けにやっていくのでよろしくお願いします!