全豪オープンの1回戦でショットをミスし、厳しい表情の錦織=オーストラリア・メルボルンで2017年1月16日、AP
テニスの4大大会第1戦、全豪オープンは16日に開幕し、男子シングルス第5シードの錦織圭(日清食品)は午前11時(日本時間午前9時)開始の第1試合で、世界ランキング48位のアンドレイ・クズネツォフ(ロシア)と対戦。第1セットを5-7で落とした錦織は、第2、第3セットを連取したものの、粘るクズネツォフに第4セットを奪われ勝負はファイナルセットにもつれこんだ。
第1セットで錦織は第9ゲームで先にブレークを許し、第10ゲームでブレークバックしたが、第11ゲームで再びブレークされ押し切られた。
第2セットは錦織が徐々にペースをつかみ、第3ゲームから5ゲームを連取し6-1。続く第3セットも錦織は2ブレークに成功し6-4で奪った。
第4セットはタイブレークにもつれ込み、粘るクズネツォフに6-7で振り切られた。
クズネツォフとの対戦成績はこれまで錦織の2勝1敗。錦織は「気をつけないといけない選手で、1回戦から楽ではない」と警戒していた。
錦織は全豪は2大会連続で8強入り。順当に勝ち進むと4回戦で元世界1位で第17シードのロジャー・フェデラー(スイス)、準々決勝では第1シードのアンディ・マリー(英国)との対戦が予想される。