ブログアドバイザーのポジ熊です。
今回は当サイトが2015/10/12の開設~2017/1/15現在までにAdsenseで
- どれだけの収益を上げたのか?
- 収益の高い場所・広告サイズは?
- 現在の配置場所は?
- 収益が大きく増えた要因は?
- 利用する上で便利なシステムやアプリは?
などについて公開します。
Adsenseでの確認方法
TOP→パフォーマンスレポート
期間指定
解析開始地点に開設日を指定
月を指定
月ごとのグラフ表示完了
レポートタイプを月別に指定
開始月~当月までのレポート表示完了
レポートタイプに広告ユニットを指定
見積もり収益額の高い順番に広告ユニットを表示完了
総収益
総収益 ¥601,250
月平均 ¥37,578
収益の高い場所と広告配置
先ほどの画像+範囲外だった広告ユニットの画像です。
〇付き数字は2017/1/15現在、当サイトに設置しているもので、数字は収益性の順番を表しています。
Adsenseの配置場所を図で示します。
Ad横の〇付き数字は先ほどの図と連動しています。
各広告のサイズ、コード設置場所(はてなブログユーザー向け)、自動or手動を図で示します。
特徴
- 収益のTOP4はすべてスマートフォンである
- 最高益は手動で本文中に貼り付けたものである
- PCはページの上から順番に収益が高くなっている
- PCサイドバーの収益が最も低い
考察と補足
当サイトの訪問者は7割がスマホからなので、収益が偏るのは自然です。
手動で本文中に貼り付けた広告は全て人気記事に置いたため収益が最も高くなったと思われます。記事中に広告を貼る、というのはメンテナンスの観点から忌避されがちですが、データとしてここまで優秀なものを見てしまうとその有効性を認めざるを得ない、というのが感想です。
広告サイズは当初は色々と弄ってみたのですが
PC:336×280
スマホ:レスポンシブ
タイプ:<テキスト/イメージ>
が最も収益性が高いというのが今の結論です。なお、広告のカテゴリ制限はしていません(ギャンブルを許可しない、などの設定です)。
サイト上の広告の許可とブロックについて - AdSense ヘルプ
「ページ単位の広告」を利用していない理由は、当サイトに両方試してみましたが収益が上がらなく、ユーザビリティを損ねると判断したためです。なお、この広告は全画面広告とアンカー広告の2種類で、どなたでも利用できます。
「関連コンテンツ」ですが、2016年の8月頃にAdsenseから報せがあり、設置できるようになりました。当時のサイト規模は月間30万PVで記事数は1,000程度でした(参考)。なお、スマホにも関連コンテンツを設置していた時代があり収益性は悪くなかったのですが、ユーザビリティを損ねると判断し現在は外しています。PC記事末には設置しています、ここはサイドバーよりも収益が高いです。
収益が大きく増えた要因
2016/7~収益の大幅な増加が認められます。アクセス数に大きな変動はない、にも関わらずどうしてこのような現象が起きたのかを探って参考として頂きます。
黒い吹き出し「イベントを表示」をクリック
グラフの下に開始から順番に数字のフラグが表示されます。
変動のあった2016/7にフラグ「8」があるのでこれをクリック
グラフの下にイベントが表示されました。
▶を展開してみます。
8つの広告を作成して、各広告に3つの変更を加えた履歴が残っています。
「イベントを表示」は新しい広告を作ったり広告内容を変更するなどの履歴を確認することができる機能でした。
考察
2016/7/1に8つも広告を作って大幅な改変を行っています。記憶を辿ると、確かその頃はAdsenseの自動挿入によって記事中広告のアクティブビュー視認率が下がってしまう、という話題がはてな界隈で持ち上がった時期です。僕もそれに乗じて自動挿入スクリプトの変更を行ったのですよね。効果は上がって、それから視認率も上がりましたしクリック単価も上昇傾向になりました。
さらに記事中に手動で広告を設置したり関連コンテンツを利用し始めたのもこの頃です。
推論は以下
- 自動挿入スクリプトの変更による視認率改善
- 記事中への手動設置による収益向上
- 関連コンテンツによる収益向上
この3点です。
さらに付け加えるとすれば、スクリプトの変更と合わせて広告のサイズや配置を変更したのが影響、という説ですね。
利用する上で便利なシステム
自動挿入
【改良版】コピペで簡単!はてなブログで「文中にアドセンス広告を入れる」を自動化する方法 - UXエンジニアになりたい人のブログ
Adsenseでブログの収益化を図るならば必須ともいえるのが「自動挿入」です。はてなブログ設定ですが最も有名(と僕が思っている)な記事はこちら。先ほど述べた視認率低下については対策済みの最新版が公開されています。記事中の見出し上や下、シェアボタン上などが人気です。収益性が高いからでしょう。
広告不要
AdSenseコードを残したまま特定のページで広告を非表示にするJavaScriptプラグイン「AdSense Filter」を自作した - はぴらき合理化幻想
こちらのサイト様が公開したものを応用して
指定タグを付けたページにAdsense広告が表示しないスクリプトを書いてみた - ゆとりずむ
タグを付しただけでAdsenseを非表示にするスクリプトを作成したのがこちらのサイト様です。僕は現在、このシステムを利用しています。今書いているこの記事も「広告不要」のタグを付けましたのでAdsenseは表示されません。
収益確認アプリ
- 出先での収益確認
- 各広告ユニットの成果が一目でわかる
というメリットがあり、使用しています。
Adsense収益を上げる方法(おわりに)
- 訪問者数を増やす(収益は比例して伸びます)
- 設置場所やサイズの試行錯誤をする(各サイトごとに収益の上がる配置やサイズは違います)
Adsense歴は2年以上ですが、収益を上げる方法「各サイトで検証を繰り返して、自サイトに合った最適な配置やサイズを見つける」これが結論です。これ以上も以下もありません。訪問者数を増やすことは前提です。
検証のコツですが、配置する広告に「設置月日」と「どこに設置したかが一目でわかる」ネーミングをすると良いです。置いた時期を記録できるほか、アプリでも「この広告は効果が高い」と即座に判断できます。スパンは任意ですが、じっくりと腰を据えて1か月ほど様子を見たほうが良いデータが取れる、というのが主観です。
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以上が僕の持っている全てのAdsense収益化テクニックです。サイト内の整理をしていて似たような記事がいくつも散在していましたので、一元化するためにこの記事を書きました。