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musirak.com

ペダルを漕いでいれば何処まででもいける・・・そう思っていた時期が私にもありました。

日本でミュージシャン活動するならクレオフーガ(CREOFUGA)を活用してみよう

音楽 音楽-配信サービス

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ミュージシャンが自分の作品を発表する場としてメジャーなサービスの一つがSoundCloudです。
特に難しいことを考える必要はなく、作品をアップロードするだけで全世界に公開することができます。

そして、日本にもSoundCloudのようなサービスがあります。
その名も「クレオフーガ(CREOFUGA)

私も早速利用してみたのですが、日本でミュージシャン活動するならSoundCloudよりもクレオフーガを活用した方が良いんじゃないかと思った次第です。
私は今までSoundCloudを使っていましたが、これからはクレオフーガも活用していこうかと思います。

クレオフーガとSoundCloudって何者?

クレオフーガとSoundCloud、これらは共に音楽系SNSです。

Twitterがちょっとしたつぶやきを、Facebookが日常の出来事を共有するように、クレオフーガやSoundCloudは音楽や音声を共有するSNSです。
ミュージシャンが作品を配信することはもちろん、リスナーが配信された作品に対してコメントしたり、「いいね」したりできます。

配信する作品のジャンルも問いません。
一人でコツコツとDTMで作った作品でも、ロックバンドでの生演奏を録音した作品でも、なんでもOKです。

違い

クレオフーガとSoundCloud、それぞれの違いをさっくりまとめてみました。

サービス クレオフーガ SoundCloud
所在地 日本、岡山県岡山市 ドイツ、ベルリン
アップロード容量 無制限 180分(無料プランの場合)
主要言語 日本語 英語
JASRACとの包括契約
リンク クレオフーガ SoundCloud

クレオフーガの方がいい理由

プロモーションは事務所やレーベルが行ってくれるようなプロのミュージシャンならともかく、プロモーションも含めて全部自分でやらなければならない日本人ミュージシャンならば、日本を拠点に活動する上ではSoundCloudよりもクレオフーガを活用するほうがいいでしょう。

ユーザーが日本人

クレオフーガのユーザーの大半はミュージシャンもリスナーも共に日本人です。

そのため、日本語の歌詞や日本的な曲が受け入れられやすい土壌があります。
ボカロ音楽などもその例に含まれるでしょう。

それと、ユーザー間のコミュニケーションが日本語でできるのもポイントです。
慣れない英語を使ってたどたどしいコミュニケーションをするよりも、母国語の日本語を使ってのコミュニケーションの方がはかどるというものです。

リスナーが曲を聞いてくれる(気がする)

これは私の肌感覚ですが、クレオフーガで配信した作品は初動の再生数の伸びがSoundCloudよりもいいと思います。
さらには「いいね」やコメントなどのレスポンスもつきやすいと思います。

SoundCloudの方はというと、リスナーは一部の有名な人の曲しか聞きに行かないと思った方がいいです。
なので、私も単に作品を投下するだけの場所と化しています。

クレオフーガを知らない人にも聞いてもらえるかも

クレオフーガは日本語でサービスが提供されているので、クレオフーガのことを知らない人にも作品を聞いてもらえる可能性があります。

例えば、Twitterやブログなどでアップロードした作品へのリンクを貼った時を考えてみましょう。
Twitterやブログで使っている言語は普通なら日本語、ならばリンクを踏む可能性が高いのは日本人。
ならば、日本語のインターフェイスや日本語の説明書きなどで出迎えてあげた方が親切ですよね。
クレオフーガならそれが可能です。

一方のSoundCloudだとインターフェイスが全部英語。
SoundCloudを知っている人や英語ができる人にとっては特に問題になることではないでしょうが、そういった人はおそらく少数派。
大抵の人がSoundCloudの英語だらけの画面を見た途端、怪しいサイトなんじゃないかと思って作品を聞く前に画面を閉じてしまうでしょう。
英語の重要性が盛んに叫ばれている現在でも、英語にアレルギーを持つ日本人は少なくありません。
もし、あなたの作品を聞いてみたいと思ってくれた人が、英語だらけのSoundCloudの画面を開いた途端に回れ右をしてしまうなんてのは大きな機会損失です。

日本人向けのコンテストがある

クレオフーガではコンテストが定期的に開催されます。
ただただ曲をアップロードするだけではモチベーション維持は難しいので、こういう腕試しのコンテストがあるのはありがたいことです。

一方、クレオフーガのコンテストは日本人向けです。
コンテストの審査員はもちろん日本人。
そして、コンテスト覇者の採用先は日本人に馴染みのあるものばかり。
過去には太鼓の達人に収録される曲のコンテストや、ファイナルファンタジーでおなじみの植松伸夫が審査委員長を務めるコンテストが開催されています。

SoundCloudでもこういったコンテストは開催されていますが、日本人にとっては馴染みの薄いものばかりです。

容量無制限

クレオフーガはなんと作品を無制限にアップロードできます。
しかも無料!

と言っても、1ファイルごとに100MBの容量制限があったり、MP3へ変換しなければならないという手間はありますが。

一方のSoundCloudはアップロードしたファイルの合計再生時間が180分までの制限付きです。
正しくは無制限にアップロードできますが、180分を超えた場合は古いファイルから非公開になっていきます。
クレオフーガと違い1ファイルごとの容量制限やフォーマットの指定はないので、DJ MIXを気軽にアップロードできる点はいいかもしれません。
「Pro Unlimited」という有料プランを契約することで容量無制限になりますが、その費用は年間135ドルと安くはありません。

売り込みは必要

クレオフーガとSoundCloud、どちらも作品を聞いてもらうためには売り込む必要があります。
売り込みをして露出を増やさなければ、たとえどんな傑作を作り上げたとしても評価されないというのは今も昔も変わりありません。
死後に評価されたクラシック音楽の巨匠なんて枚挙にいとまがありませんよね。

andy-hiroyuki.hatenablog.com

上の記事はSoundColudでの売り込みをまとめたものですが、クレオフーガにおいても同じようにすればいいでしょう。

こういった行為を嫌ったり蔑んだりする人もいることにはいるのでしょうが、そもそもこんなにもミュージシャンとリスナーの距離が近づいたこの時代、交流を頑なに拒むのも変な話です。
ミュージシャンは積極的にリスナーと交流したり、他のミュージシャンとコラボしたりしながら、自分のファン層や音楽性の幅を広げていきましょう。

コンテストに参加中につき応援お願いします

最後に自作品の宣伝。

Dance with Triplet / TR-3B(とらさぶ) | 音楽共有サービスCREOFUGA[クレオフーガ]

2017年1月16日現在、クレオフーガいて開催されているラフ・ダイアモンド VOL.2 「ダンスミュージック」のコンテストに私もエントリーしています。
ちょうど本記事を書こうとした段階でクレオフーガのページを見た際にコンテストのページが目に入り、しかも構想中だった曲がちょうどダンスミュージックということで、締め切り直前に急ピッチで制作しました。

ラフ・ダイアモンド VOL.2 「ダンスミュージック」 - TOP | 音楽共有サービスCREOFUGA[クレオフーガ]

このコンテストはリスナー参加型ということで、リスナーは気に入った曲に対してオンライン投票することができ、その得票数が最終審査にも影響してくるとのことです。
クレオフーガのユーザーでなくともTwitterなどのSNSアカウントでログインしての投票もできるとのことなので、もし私の曲を気に入っていただけたなら温かい応援のほどよろしくお願いします!