お願いします。
無断転載された上に「ステマ野郎!!」と罵倒された私の話を聞いてください。
どこかに吐き出さないと狂ってしまいそうなんです…
■悲劇のはじまり
先日、私はこんな記事を書きました。
ヒモ専用のLINEスタンプを作ったので、そのスタンプだけで会話が成立している使用例があったら面白いんじゃないかと思って書いた記事です。
おかげさまで多くの方に読んでいただけ、それなりにウケたのでよかったよかったと思っていました。
しかしながら、ネット記事はたくさん拡散されると、「記事の一部分を画面キャプチャで拝借してリツイート数を稼ぐ窃盗団」が集まってきます。
※画像は一部加工してあります。
私が書いた記事も、もれなく窃盗団にきっちり無断転載されました。記事へのリンクや「ヒモックマ」といった表記は一切なく…
そして、Twitter上で話題になると、今度はそれを「まとめサイト」がさらに無断転載して、それをまたさらに誰かがTwitterで無断転載して……。
地獄の無限ループです……。
■そこにあるのは善意だと信じたかった
でも、いいんです。「面白い」と笑ってくれる人がひとりでも増えるのなら。
たぶん、そこに悪意はないんだと思います。
「こんな面白いものがあったよ!みんな、見て見て!」と、純粋に面白いものを友だちと分かち合いたいという『善意』しかそこにはないはずなんです。
「たとえ、自分が傷ついても、みんなが笑顔になるなら、それでいいじゃないか」と私は必死に自分自身に言いきかせました。
無断転載を肯定するわけではありません。でも、私はどうしても「優しい心」を否定したくなかったんです。
しかし、インターネットの悪魔はそれだけでは許してくれませんでした。
■見ず知らずの人に罵倒され続ける日々
無断転載されまくる過程で、予想外の出来事が起こります。
このLINEスタンプの使用例は「作者自身が作った」という説明が削られて、『実際にあったヒモ男と養い女のやり取りの画面キャプチャ』として広まっていったのです。
私が作った「フィクション」は、人から人へ伝達されながら「ノンフィクション」になってしまったのです。
その結果、私はネット上で、ボロクソに叩かれはじめました…
無断転載されただけでなく、ステマしてんじゃねえ死ねとまで罵倒されました…
誤解です! 私はただ、無断転載されただけなんです!
ステマって、ステルスマーケティングの略のはずです!
「PR目的のために作られたという事実を一切隠しておこなわれるマーケティング手法」のことだったはずです!
そんなこと私、していません! 神に誓います! 私はステマなんかしていないんです!
でも、誰も私の声には耳を傾けてはくれませんでした。
それどころか容姿まで「まんじゅうみたい」と馬鹿にされて……
私は一体どうすればよかったのでしょうか?
私はただみんなに笑ってもらいたかっただけなのに、そんなに悪いことをしてしまったのでしょうか…?
あまりの精神的ショックに、朝も夜もなく、私はしばらく泣いて過ごしました。
もしも、ステマだと怒っておられた方がこの記事を見ていたら、お詫びいたします。
私が作ったもののせいで、不快な思いをさせてしまい申し訳ありませんでした…
どうか許してください……
でも……
これだけは……
言わせてください……
ブロガー=ステマの専門家って、
ステマかどうかの区別もつかないなら、
そんなわけで、ステマの意味を正しく理解していないのに「ステマだ!!ステマだ!!」と吠えたがるバカに送る専用LINEスタンプ「ステマんじゅう」を作りました!
ぜひ、みなさんのまわりの「バカのひとつ覚えみたいにステマだステマだ言ってるカス」に向けてご活用ください!
LINEクリエイターズスタンプで絶賛発売中!40個セットで120円です!
…というように、インターネットによくいるカス人間のことをボロクソに書いた本がこちらの「インターネット文化人類学」でございます。
彼らの生態系が学べる一冊になっておりますので、どうぞよろしくお願い致します。
2017年2月9日(木)発売です。