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【サッカー】

岡崎、ラニエリ監督の“迷”采配に???

2017年1月16日 紙面から

チェルシー戦の後半、途中出場し競り合うレスターの岡崎=レスターで(共同)

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◇イングランド・プレミアリーグ チェルシー3−0レスター

 【レスター(英国)原田公樹】サッカーの欧州各リーグは14日、当地などで行われ、イングランド・プレミアリーグでレスターの日本代表FW岡崎慎司(30)は0−3と敗れたチェルシー戦で後半15分からFWで途中出場したが、ゴールを奪えなかった。サウサンプトンの同DF吉田麻也(28)は0−1と敗れたバーンリー戦でフル出場した。オランダ1部でヘーレンフェインの同MF小林祐希(24)は2−0で勝ったデンハーグ戦にフル出場した。

 0−2で迎えた後半15分、岡崎がセンターバックのフートと交代すると、レスターの選手たちは大混乱した。フォーメーションは? 誰がどのポジション? 岡崎も「監督は『もう策がない』という感じでした」と具体的な指示がなかったことを明かした。

 ラニエリ監督は首位チェルシー戦対策として5バックを採用。守備を固め、カウンター攻撃を仕掛ける作戦だった。しかし、開始6分に守備の乱れから失点。「あの戦術で(すぐに)1点、取られたら、ちょっときつい」(岡崎)。レスターは終盤、反撃もままならず3失点で完敗した。

 試合後、同監督は「パフォーマンスには満足している」と記者たちの詰問をかわしたが、いくつも采配ミスを犯したのは明らかで、岡崎も「勝ち続けているときはいいけど、(勝てないと)信頼の部分で何で?となりかねない」と心配顔だ。

 次戦は22日に敵地でサウサンプトンと対戦する。所属する吉田とはこれまでピッチ上で対戦したことは一度もないが、岡崎は「全力でアピールします」と静かに闘志を燃やした。

 

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