株価終値 欧州先行きに警戒感で値下がり

株価終値 欧州先行きに警戒感で値下がり
週明けの16日の東京株式市場は、アメリカのトランプ次期大統領がEU=ヨーロッパ連合では加盟国が離脱に向かう動きが今後も続くという見方を示したと伝わったことで、ヨーロッパの先行きへの警戒感から幅広い銘柄が売られて、株価は値下がりしました。
日経平均株価、16日の終値は先週末の終値より192円4銭安い、1万9095円24銭。東証株価指数=トピックスは、14.25下がって、1530.64でした。1日の出来高は、14億6955万株でした。

市場関係者は「トランプ次期大統領が、イギリスの新聞などとのインタビューで答えたEUについての見方が伝わったことに加えて、外国為替市場で、一時、1ドル=114円を割り込み、円高ドル安が進んだことも株価を一段と押し下げた。イギリスでは17日に、メイ首相が演説を行う予定となっていて、市場は、EUからの離脱に関連してどのような発言をするか、注目している」と話しています。