サラリーマンの聖地、新橋。
お財布に優しいコスパ抜群の名物ランチメニューがあるお店は星の数ほどありますが、そんなかの地に、新たな名物ランチが誕生していたという耳寄りな情報を聞きつけて、早速行ってきました!
モッチモチの生パスタが、なんとワンコイン500円から食べられるというのです!
10種類のパスタが500円〜600円だと・・・?
ランチの生パスタは塩・醤油・トマト・クリームとソースが4種類から選べるうえに、週替わりのスポットメニューも含めて常時10種類を超える豊富なラインアップ。
値段は500円か600円の2択で、大盛りにしても+100円とお得感も抜群!
まずは、フレッシュトマトとツナのパスタ!
新鮮なトマトの酸味とツナの旨味、塩ソースが相まってさっぱりとした味わいに。
パスタはもちろん、もっちもち!
塩ソースの奥深い味わいを感じながらいただけます。
お次は、意外なマッチングがおいしいソーセージとネギのパスタ!
意外な組み合わせをまとめ上げるのは塩ソースをベースとした香ばしい醤油ソース。
あと乗せの刻み海苔がいい味のアクセントになっています。
和風の風味をまとった、シャキシャキのネギともちもちの麺の食感が楽しい一品。
最後に、クリーミーさがたまらない鮭とキャベツのパスタ!
濃厚なクリームソースが生パスタと絡み合い、抜群に相性が良いです。
香ばしい焼き加減の鮭を丁寧にほぐしたごろっと大きめの自家製鮭フレークに、職人の心意気を感じます。
キャベツのシャキシャキとした食感と濃厚クリーミーなパスタはついつい頬張り続けてしまう美味しさでした。
生パスタは注文してから提供されるまでに数分という速さ。それだけでなく、自家製鮭フレークのように、一つ一つの具材にこだわりをもって人の手をかけている丁寧な仕事ぶりが食べているだけで伝わってくるのは最大の驚きです!
立ち飲みワイン酒場 瓶(ボトル)って??
新橋駅烏森口から歩くこと、約3分。
見上げる2階に「立ち飲みワイン酒場 瓶(ボトル)」はあります。
階段を昇って扉を開けると、そこには生パスタとワインの天国が・・・。
実は生パスタが世間で流行るよりも前に、オーナーが生パスタという商材と出会ったことから起業されたそう。
その出会いにより12年前に生パスタを中心に据えたお店を虎ノ門ではじめ、その後、サラリーマンの聖地で勝負をしようと新橋にお店を移して約1年半ほど。
立ち飲みスタイルの営業によって、グラスワインが500円〜、美味しそうなおつまみも300~880円と、抜群のコスパを実現されています。
もちろん、イチオシの生パスタは夜もお手頃な値段で楽しめるうえに、常時100種類以上のワインを選べる豊富な品揃えも(飲んべえの僕には特に)嬉しいですね。
ランチにゆっくり時間を取るのは難しいけど、ちゃんと美味しいものを食べたい!
そんなわがままを叶えてくれる場所がここにあります。
ちなみに立ち食いと言いつつ早い者勝ちで座れる椅子が置いてあったりします。
浅草出身の気さくなオーナーとの会話を楽しむのも楽しみの一つです。
「早い、安い、美味い」だけでなく、素敵な人間性を味わえる。ここでもいいか、ではなくて、ここがいい!そんな言葉を言いたくなるお店でした。
紹介したお店
立ち飲みワイン酒場 瓶(ボトル)
TEL:03-5473-1303
住所:東京都港区新橋4-18-4 新橋太陽ビル2F
プロフィール
玉田精(旅する字書き せい)
2002年から「あなたの目をみてインスピレーションでことばを書きます」スタイルで書き下ろし。ライブペイントやトークライブ、小学校などでの特別授業、字書き&アートフェス「KiTen」(2012~)の企画運営、「和で、印象に残る、心が伝わる」デザイン製作など幅広く活動中。
(編集:河瀬璃菜/フードクリエイティブファクトリー)