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【プロ野球】

オリックス3年目・佐野 相撲部屋への出稽古で成果

2017年1月16日 紙面から

尾車部屋で自主トレ、稽古をつけてもらう佐野(達野淳司撮影)

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 オリックスの3年目・佐野皓大投手(20)が15日、神戸市内で自主トレし、年明けに行った相撲部屋での出稽古の成果を明かした。同じ大分県佐伯市出身の幕内嘉風(34)が所属する尾車部屋で2日間、まわしを締めて稽古をつけてもらったという。

 1日300回のしこ、すり足、ぶつかり稽古…。細身の佐野はちゃんこも食べ「ご飯で体重を増やすのはダメ。ご飯の倍、肉類を食べろと教わりました」と73キロから75キロに増量した。戻ってからもしこ100回をノルマにし「(股関節の)柔軟性が上がった。投げていても去年までとは違います」という。

 嘉風からは「お前の頭の中に1軍で活躍する文字はあるのか? 薄れてしまってるんじゃないか」と厳しい言葉も授かった。大分高で甲子園に出場し、ドラフト3位と期待されながら過去2年は1軍登板なし。目標を明確に持つことの大切さを知った。

 1軍で活躍すれば、嘉風の取り組みに懸賞金を出す考え。「今年頑張って、来年に出したいですね」。1軍デビューという金星を挙げ、恩返しする。 (達野淳司)

 

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