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【プロ野球】「ドラ1」3投手が自主トレで初ブルペン ロッテ・佐々木の球は「重い」2017年1月16日 紙面から
ロッテのドラフト1位・佐々木千隼投手(22)=桜美林大=が15日、さいたま市のロッテ浦和球場で新人合同自主トレに参加。昨年12月下旬以来で今年初めてとなるブルペン投球を行った。 室内練習場のブルペンに小気味のいい音が響いた。「傾斜を使って投げることを意識した。崩れかけた時もあったが、いい時もあったので大事にしたい。ボールどうこうはこれからです」。立ち投げで約60球。ストレートにカーブ、スライダー、シンカーを織り交ぜた。捕手を務めたドラフト7位の宗接(亜大)は「(立ち投げでも)あれだけの球ですごいなと思った。重い感じ。今まで受けたことがない。プロという感じですね」と評した。 視察に訪れた小林投手コーチは「きれいな投げ方をしている。焦らずに、今持っているものを出してくれればいい」とじっくりと見守る方針。佐々木は「自分なりのプランで、2月1日に向けしっかりと体を作っていきたい」と前を見据えた。 (菊地順一)
◆加藤、大絶賛32球広島のドラフト1位・加藤拓也投手(22)=慶大=が15日、広島・大野練習場での新人合同自主トレで、初めて投球練習した。球団の新人では最初にブルペン入りし、捕手を座らせて32球。見守った川端編成グループ長兼編成部長は、剛速球でならした元阪急の右腕・山口高志の球質と似ていると大絶賛した。 5球の肩慣らしを終えるとマウンドに立ち、捕手を座らせた加藤。セットポジションから左足を高く上げ、勢いよく右腕を振り下ろした。直球に加え、スライダー、フォークの持ち球を披露した。最後と思って投じた31球目が指に引っかかり、低めに外れると、もう1球。力強く32球目を投げ込み、納得の表情を浮かべた。投球後は撮ってもらった動画を確認。すぐさま、自らのフォームをチェック。「自分の中で体のタイミングなどが確認できた。左足の使い方や股関節の開きが早かった」。今後への修正点を頭に刻んだ。 05年まで投手コーチを務めた川端編成グループ長は「ボールを押し込む力を持っている。阪急にいた山口高志みたいな、空振りが取れる投手」。新人王や最優秀救援投手に輝いた伝説の剛腕と重ね合わせ「フォークも素晴らしい。ローテに入ってくるのではないか」と評価した。加藤自身は「(キャンプインへ)ベストな状態に近づけていきたいので、毎日のように投げていきたい」。即戦力期待のルーキーが、ベールを脱ぎ始めた。
◆藤平、球の回転数UP楽天ドラフト1位の藤平(神奈川・横浜高)が、Koboパーク宮城で行われている新人合同自主トレーニングで初めてブルペンに入った。捕手を立たせたままながら、スライダーを交えて21球を投げ込み「キャッチボールから、球の回転数が上がったのを感じる。しっかりトレーニングの成果が出ている」と充実した表情だった。今後はマイペースを心掛け「周りに合わせてしまうと故障するかもしれない。自分なりに、球数を決めた中で投げていきたい」と落ち着いて話した。 PR情報
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