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【「直虎」の注目人物】
異例の4週連続出演 「天才子役」の新井美羽 丸刈り姿も経験 「すてきな女優さんになりたい」
8日に始まったNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」。主人公・井伊直虎(おとわ)の子供時代を演じるのは、小学4年生の子役、新井美羽(10)だ。制作陣からは“天才子役”と呼ばれ、近年の大河では異例となる4週連続での子役出演となる新井。出演の感想を聞かれると、持参した自作の「ネタ帳」をパラパラとめくりつつ、「出演が決まったときは、うれしくて部屋で飛び回りました!」とかわいらしい笑顔で語った。(文化部 本間英士)
オーディションで「圧倒的な演技」
新井は2歳ごろから子役として活動を始め、NHK朝ドラ「花子とアン」など、多くのドラマやCMに出演している。思わず目をひく演技力の高さがドラマファンの間で注目を集めており、NHKの木田幸紀放送総局長は12月の定例会見で「天才子役」と表現した。
今作の子役オーディションでも、「圧倒的な演技」を披露したという。岡本幸江チーフプロデューサー(CP)は、「オーディションで、おとわ、亀之丞(後の井伊直親)、鶴丸(後の小野政次)の子役3人がお芝居をするシーンを見ましたが、その段階でぴったりだと確信しました」と称賛する。
「大河ドラマに出るのは私の夢でした。(第4回以降に直虎を演じる)柴咲コウさんをテレビで見るのが楽しみです!」
昨年末の取材で出演の感想を聞かれ、新井はうれしそうに答えた。