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滋賀鳥インフル警戒、全養鶏農家に消毒剤配布岐阜県山県市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生したのを受け、滋賀県は十五日、課長級の対策会議幹事会を開いた。県内の養鶏農家に消毒剤を配布し、警戒を呼び掛けることを確認した。 職員四十人が出席。報告では、百羽以上を飼育する農家では十四日時点で、連絡が取れなかった一戸を除く五十一戸で異常がなかった。ただ隣県で発生したため、百羽未満も含む全農家に、近く消毒剤を配ることにした。 事務局長を務める農政水産部の千代博次長は会合で「県内の養鶏農家で発生する可能性が高まっている。一層の危機感、緊張感を持ち、引き続き情報の収集と発信に努めていこう」と呼び掛けた。 今月十日に草津市内で野鳥の死骸から鳥インフルエンザの陽性反応が出た問題では、鳥取大で進めている確定検査の結果が数日後に判明する見通し。県と環境省は発見地点の半径十キロ圏内を中心に監視を強化している。 (成田嵩憲) PR情報 |
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