バスタイムをより楽しむために、また冷え性改善や美肌のために、湯船の中に入浴剤を入れているという方は多いと思います。
しかし、お風呂に入れて嬉しい効果が得られるのは、市販の入浴剤だけではありません。
家にある食品を、市販の入浴剤を切らしてしまったときなどに、入浴剤代わりに使うことができるのです。
家にある食品が入溶剤になる
「入浴剤」は、お風呂時間をより有意義にしてくれるアイテムです。
せっかくなら、家にある身近なものを入れてオリジナルの入浴剤を試してみてはいかがでしょうか?
自分で入浴剤を作れば余計なものを入れずに、シンプルで安全なお風呂に入ることができます。
塩
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天然塩をひとつかみお風呂に入れて、かき混ぜてみましょう。
皮膚の老廃物を取り除き、血行が良くする効果があります。
また、天然塩大さじ2杯に対して、お好みのエッセンシャルオイルを数滴入れると香りも楽しむことができます。
紅茶
紅茶には、殺菌作用により汗や臭いを抑える効果があるタンニンが含まれています。
紅茶風呂の作り方は、ティーバッグを2~3個浴槽に入れたり、濃い目に作った紅茶500mlを浴槽に注ぐだけです。
カモミールティーやジャスミンティーなど、香りのあるものはリラックス効果も期待できます。
レモン
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レモンには美肌効果の他にも、保湿効果があるので美容好きにはおすすめの入浴剤です。
レモンの皮を乾かしてからお風呂にいれても良いですし、良く洗ってからそのまま2~3個を湯船に直接浮かべても同様の効果が得られます。
同じレモンを2~3日使うことができるので、お金もかかりません。
グレープフルーツ
グレープフルーツを、家庭の浴槽なら1個だけ、適当な大きさに切ってから浮かべます。
柑橘の爽やかな香りにはリラックス効果やリフレッシュ効果があるので、休前日の夜にグレープフルーツ風呂にして、ゆっくりと浸かるといいでしょう。
ただ、お肌の弱い方は、お風呂に入った時に肌に刺激があるようなら、避けた方が良いでしょう。
牛乳
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クレオパトラも入っていたと言われる牛乳風呂。すごく贅沢なお風呂のような気がしますが、実際は500~1000mlの牛乳を入れるだけですので、かなりリーズナブルです。
牛乳は保湿効果が高く、肌をしっとりとさせてくれて、古い角質を落としてくれるピーリング効果もあるので、つるつる肌にもなれます。
賞味期限が切れてしまった牛乳でも使えるので、捨てずにお風呂に入れてみましょう。
緑茶
緑茶にはとても優れた殺菌作用があるので、お肌のトラブルにとても有効だといわれています。
緑茶に含まれるカテキンやビタミンCは美白や保湿に効果的で、フラボノイドは消臭効果が高く気になる体臭を消してくれます。
お風呂に使うのは出がらしの茶葉で十分ですので、袋やお茶パックに入れて湯船に浮かべましょう。
ワイン
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赤ワインには強力な抗酸化作用があるポリフェノールが含まれていて、血行を促進させる働きが期待できるのだとか。
また老化を防ぐといわれているアルファハイドロキシ酸も含まれています。
日本酒
コップ2~4杯位の日本酒を浴槽へ入れましょう。すぐに身体がポカポカしてくるのが実感できると思います。
アルコールですので気化したお酒で酔っ払わないように、注意して楽しみましょう。
りんご
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りんごをスライスして、袋などに入れてお風呂に浮かべましょう。美肌効果や疲労回復に効くとされています。
日々の仕事で疲れきった身体を癒すために、リラックス効果があるりんご風呂に入ってみましょう。
はちみつ
乾燥肌の方におすすめなのがはちみつ風呂です。
毛穴の汚れが浮き出て、ビックリするほどお肌がしっとりします。他にも、冷え性の改善や殺菌・抗菌効果も期待できます。
お風呂に入れる分量はお好みにもよりますが、スプーン1~3杯です。