無許可でカジノバー運営疑い 京都府警、店長ら2人逮捕
無許可でカジノバーを営んだとして、京都府警生活安全対策課と中京、下京の両署は11日夜、風営法違反(無許可営業)の疑いで、京都市中京区河原町通三条上ル、「ダイニングB×B」副店長の男(29)=中京区=と、下京区四条通寺町西入ル、「B」店長の男(34)=下京区=を逮捕した。
逮捕容疑は、それぞれ11日夜、府公安委員会の許可を受けず、バカラ台やルーレット台などを設置し、風俗営業を営んだ疑い。
捜査関係者によると、同法では、店舗フロアの一定スペースを超える範囲に射幸心をあおる恐れのあるゲーム機などを設置する場合、風俗営業店の許可が必要となるという。
両店では、客はチップを購入し、バカラやブラックジャックなどができ、勝ったチップは換金できないが、店内で提供される飲食代の支払いに使える仕組みだった。府警は2013年、無許可営業だとして両店に指導していた。
11日午後10時すぎ、府警の捜査員約40人が両店を家宅捜索し、店員らに事情聴取するとともに店内のバカラ台などの設置状況や関係書類などを確認した。
【 2017年01月12日 08時50分 】