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【芸能・社会】

ジャニー社長、SMAPに感謝 「永遠にバックアップしていく」

2017年1月14日 紙面から

 ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(85)が13日、SMAPへの思いを初めて語った。最初に解散危機が発覚してからくしくもちょうど1年。ファンの願いむなしくSMAPは解散してしまったが、ジャニー社長は彼らの決断に理解を示した上で「SMAP、ありがとう」とこれまでの活躍をねぎらい、「永遠にバックアップしていく」と“親”としての変わらぬ愛情を口にした。

 「SMAPって、頭文字を取ると『すばらしい/メモリー/ありがとう/パワー』。だから、終えたっていいんじゃないか」

 この日、東京都内で「滝沢歌舞伎」の取材会に出席したジャニー社長は、「ふと思いついた」とSMAPへの思いを語呂合わせで表現した。独特のひらめきと言語センスで、グループの名前や曲のタイトルを決めてきたジャニー社長。29年前、自らの手で生み出した「Sports Music Assemble People」に新たな意味を与え、次のステージに送り出した。

 ジャニー社長がSMAPについて最後に語ったのは昨年5月。「絶対に解散しない」と断言し、25周年記念コンサートやCDリリースに期待を寄せた。実際、メンバー5人に25周年企画をするよう勧めてきたが、8月、解散が決まった。

 結果的にジャニー社長の“親心”は実を結ばなかった。「僕も悲しいことは悲しい」とファンの心情に共感しつつも、メンバーを責める言葉は一切口にせず「1人1人やっていけるという自信が付いたということで、こんな素晴らしいことはない。これから、それぞれの世界を作り上げていくんじゃないかという期待がものすごくあります」とエールを送った。

 一部で取りざたされているメンバーの独立については「それぞれの気持ちがあるから」と束縛はしないが、「みんな出て行くことを前提に話はしていないと思います。そんなやぼっちいタレントじゃない」と全幅の信頼を寄せた。そして最後に、こう強調した。

 「ぼくは永遠にバックアップ、応援していくつもりです。誰に対しても。それは間違いないです」

 

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