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鳥インフル陽性確定 豊橋、西尾の野鳥2羽

 愛知県は13日、豊橋市下条東町と西尾市東幡豆町で3、4日に死骸が見つかった渡り鳥2羽の確定検査で、高病原性鳥インフルエンザ(H5N6亜型)の陽性反応が出たと発表した。ともに県の簡易検査で陽性だった。環境省は来週、野鳥緊急調査チームを県に派遣し、生息地のパトロールの助言をする。

 西尾市東幡豆町で6日に見つかった渡り鳥も遺伝子検査で鳥インフルの感染が確認されており、愛知県内で今冬、野鳥の感染確定は3例となった。

 豊橋市では、発見現場の半径3キロ圏内にニワトリやウズラを100羽以上飼育する家禽農場が1カ所ある。県はあらためて予防の徹底を呼びかける。

 西尾市の2羽が見つかった周辺3キロ圏内に、家禽農場はない。

 環境省は簡易検査の陽性反応を受けて、豊橋、西尾両市の半径10キロ圏内を野鳥監視重点区域に設定。県や市町は野鳥の生息地をパトロールし、感染を疑わせる動きや死亡した個体がいないか、継続して調べている。

 野鳥は豊橋市がヒドリガモの雄、西尾市は4日に見つかったのがホシハジロの雌、6日に見つかったのがスズガモの雄。

(中日新聞)

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