北海道は15日、高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認された清水町の養鶏場から半径3キロ圏内に設定していた移動制限区域を解除した。周辺の道路に設けた消毒ポイントも全て撤去、鶏と卵が出荷できるようになる。
北海道は、4日に実施した半径3キロ圏内にある別の養鶏場への立ち入り検査で異常がなく、鶏のウイルス検査の結果も陰性だったため、10日に半径3~10キロ圏内に設定した搬出制限を解除していた。
清水町の養鶏場では昨年12月16日夜に高病原性ウイルスの感染が確認され、道は約28万4千羽を殺処分した。〔共同〕