北海道は15日、厚岸町で衰弱した野鳥のオオハクチョウ1羽を回収し、簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応が出たと発表した。環境省が、北海道大で高病原性かどうか確定検査を実施する。
道によると、オオハクチョウは凍った川の氷上で見つかった。周辺で、衰弱したり、死んだりしている別の野鳥は見つかっていないという。
一方、岐阜県は15日、岐阜県山県市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたとして、飼育していた採卵用の約8万羽の鶏の殺処分を進めた。県はこの養鶏場から半径10キロ以内にあるほかの養鶏場の立ち入り検査も実施、鶏や卵の衛生管理状況などの確認を進めている。〔共同〕