最近、欧米をはじめ様々な自動車メーカーが力を入れ始めているEV(電動自動車)ですが、なんと中国の新興メーカーNextEVがいきなり世界最速の電動スーパーカーを発表! それがこの「NIO EP9」です。
NIO EP9
製作したNextEVは、中国で最近設立されたスタートアップ企業。電動自動車のF1と言われるフォーミュラーEに参戦する、NIO Formula E Teamを運営している会社です。
つまり、今回発表された「NIO EP9」は、厳しいレースで得られたノウハウを、いたるところに積み込んだマシンなのです。
最高出力は1,360馬力相当を発揮!
全体的にローフォルムで流麗なデザインのボディには、4つの電動モーターを搭載しています。性能はかなりのもので、最高出力はなんと1,360馬力相当を発揮! 0〜60マイル(約96km)を2.7秒、0〜200kmまでを7.1秒で走破。約322km/hもの最高速を誇ります。
ニュルブルクリンク・北コースでEV最速ラップを記録
しかも、スーパーカー性能試験場として名高いドイツのサーキット、ニュルブルクリンク・北コースでEV最速ラップを記録。まさに世界最速の電動スーパーカーなのです。
バッテリーの充電時間も45分とかなり早い方で、フル充電からの航続距離は約426km。実用性の面でも、EVとしてはかなり高い部類に入りますね。
価格はまだ発表されていませんが、恐らく100万ドル(約1億1,700万円)以上はするのでは、と言われています。う〜ん、値段もスーパーですね。
高性能EVでは、アメリカのテスラ「モデルS P100D」が有名ですが、さてこのクルマはそれに対抗できるのか? かなり気になりますね。
参考 – HI CONSUMPTION
この記事が気に入ったら
『いいね!』しよう
for Rideの最新情報をお届けします