13日
20時13分

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坂本龍馬、暗殺5日前の直筆手紙に「新国家」
坂本龍馬が暗殺される5日前に書いたとみられる手紙が新たに見つかりました。150年前、日本の夜明けに思いを巡らせた龍馬の心情をくみ取ることができる貴重な資料です。
新たに発見され、京都国立博物館が坂本龍馬の直筆と認定した手紙。1メートル近くに及ぶ巻物です。越前藩の幹部に宛てられたもので、後に明治の政治家・由利公正となる三岡八郎が必要だとして、一日も早く出仕させるようお願いしています。
日付は暗殺5日前の慶応3年11月10日。差出人の名前は、当時、龍馬が難を逃れるため使用していた「才谷楳太郎」です。
発見された龍馬の手紙として初めて「新国家」という言葉が記されています。
「坂本龍馬は、大政奉還後の新政府づくりにおいて諸藩を説得してまわるのに『徳川亡き後、この世は新しい国家なんですよ。皆さん協力してください』という旗を掲げてやってたことがよくわかります」(京都国立博物館 宮川禎一さん)
この手紙は個人の自宅から発見されましたが、封筒には「坂本龍馬遭難直前の書状で、世間に知られては困る」といった趣旨の注意書きがされていたということです。(13日18:05)















































































































































































































































