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    イスラム教徒受け入れへ、岩手の名所に礼拝所

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    • 開設された礼拝所
      開設された礼拝所
    • 舟下りを楽しみながら、イスラム教の戒律に沿って調理された日本料理を楽しむ留学生
      舟下りを楽しみながら、イスラム教の戒律に沿って調理された日本料理を楽しむ留学生
     岩手県一関市の観光名所「猊鼻渓」に13日、イスラム教徒のための礼拝所が開設された。
     招待された留学生は礼拝をしたり、戒律に沿って調理された「ハラル食」を楽しんだりした。
     礼拝所は、舟下り乗船場そばにある「ひがしやま観光ホテル」を運営する「げいび観光センター」が、ホテル1階の空きスペースに設けた。男女別室で、専門家の意見をもとに清潔感のある白壁にして、手足などを洗い清められるよう、入り口に水道を付けた。改装費用は約150万円。
     13日は、仙台市から訪れたインドネシアやレバノン、シリア出身の留学生12人が実際に礼拝所を使った。聖地メッカに向かって祈りをささげた後、コタツ舟に乗り、猊鼻渓の舟下りを体験した。ホテル側が提供したのはホタテの浜焼きやアユの塩焼き、天ぷらなどで、正式な認証は受けていないものの、イスラム教の戒律に則し、豚肉や酒などが不使用の食事だ。留学生は一面の雪景色を満喫しながら料理を楽しんでいた。インドネシア出身の東北大の大学院生、アダム・バドラ・チャハヤさん(26)、ユニ・ヌルル・アジザさん(27)夫妻は「ゆっくり礼拝できるのがうれしい。いつもは、みりんなどが入っていて食べられないこともあるが、こうして日本の伝統料理を味わえるのはありがたい」と喜んでいた。
     礼拝所の設置について、げいび観光センターは「東京五輪などを見据えた先行投資。イスラム教徒は世界人口の4分の1を占め、これを機に受け入れに力を入れたい」と狙いを話す。
    (平本秀樹)
    2017年01月15日 12時12分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

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