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【ゴルフ】

小平6位浮上、日本勢トップ 4バーディー66をマーク

2017年1月15日 紙面から

第2ラウンド、13番で第2打を放つ小平。通算9アンダー=ワイアラエCCで(共同)

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◇ソニー・オープン<第2日>

 ▽13日、米ハワイ州ホノルル、ワイアラエCC(7044ヤード、パー70)▽晴れ、28度、南南東4メートル▽賞金総額600万ドル、優勝108万ドル▽144選手

 【ホノルル(米ハワイ州)テッド・ムース】12位から出た小平智(27)=Admiral=が4バーディー、ボギーなしの66で回り、通算9アンダーで日本人選手最上位の6位タイに上がった。谷原秀人(38)=国際スポーツ振興協会=も7バーディー、2ボギーの65で通算8アンダーで13位タイに上昇。松山英樹(24)=レクサス=は通算7アンダーに伸ばしたが、順位は前日の21位から24位タイに下げた。他の日本勢は予選落ちした。前日首位のジャスティン・トーマス(米国)が64で回ってさらに伸ばし、通算17アンダーで2位との差を5打に広げた。開始36ホールでの123打はツアー新記録。

 「コースは日本のコースと似ているので、戦略性がある。距離もないし。あんまり、アメリカ! というコースじゃない。日本人向き。そこがいいのかな。グリーンも日本の高麗に似ている」。小平は前日の12位から6位にジャンプアップ。プレーぶりにも自信をみなぎらせた。

 スタート前に「苦手なイメージがある」と話していた前半のインは、第1打を何度もラフに入れたが、絶妙なアイアンショットでカバーし、8ホール連続パーでしのいだ。「これが大きかった」と本人も振り返る。アウトはパッティングが復調。2番で7メートル、5番で4メートルを決めた。最終9番パー5はピン下9メートルに楽々2オンさせ、バーディーで締めた。

 この2日間を一言で表せば、粘りのゴルフ。「今日もしのいでしのいで…。ボギーがなかったのが本当に大きい。気分も違う。毎回ノーボギーを目標にやっているので、それが達成できた」。昨年は米ツアーに行きたいと意気込みすぎて空回りした。今年はすでに8月の世界選手権シリーズ・ブリヂストン招待に出場が決まり、アジアンツアーにも参戦する。「気持ちの余裕がある。リラックスしてできている」という。今大会も5日に現地入りして、じっくり準備した。

 「こうやって結果につながると、自信になる。今のペースを守って4日間、同じリズムでできるよう頑張りたい。(第2ラウンドも)もう少しパットが入ってくれたら10アンダー以上行けた」。この勢いのまま、優勝争いに乗り込む。

 

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