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【プロ野球】

山田、世界一へ特注バット 日本一&トリプルスリーも目標

2017年1月15日 紙面から

温泉につかり、ポーズを決める(前列左から)ヤクルト・広岡大志、山崎晃大朗、谷内亮太、中村悠平、(後列左から)山田哲人、荒木貴裕、川端慎吾、飯原誉士=権現温泉で(北村雅宏撮影)

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 ヤクルト恒例の松山・坊ちゃんスタジアムでの自主トレが14日公開され、山田哲人内野手(24)は、ランニングやキャッチボール、マシン打撃、ゴロ捕球など約5時間体を動かした。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場するミスター・トリプルスリーは「毎年ここから始まると思って、気合を入れてきた。まずはWBCで世界一、チームの優勝、個人的には3年連続トリプルスリーを目指したい」と、新年の意気込みを語った。

 今オフは、山のように来た取材やイベントのオファーを「かなり断って、いつも以上にウエートの時間を取れた」と、体を一回り大きくした。WBC公認球は2球しか持ち込んでいないが「ここでは皆と全体的な練習をするので、WBC球はキャッチボールだけ。キャンプの自主練の時間に、コーチと相談しながら慣らしていきたい」という。

 また、ヤクルトの先輩・青木(現アストロズ)の参加も決まり「メジャー選手の情報も知っていると言っていたし、WBC経験者なので、(侍合宿で)いろいろ見たり聞いたりして学びたい」。ともにプレーすれば、山田がプロ1年目だった2011年のCS以来となる。

 そんな山田を、契約しているアディダス社も全面バックアップ。昨年11月に「グリップ力を高めたい」と頼まれて、金属バットと同様のグリップテープを巻いたバットを用意し、この自主トレで試している。また、山田のため「推進力と軽さを追求した」(同社担当者)特別仕様スパイクをキャンプインに向けて現在制作中。体、技術、道具全てをレベルアップして、初出場のWBCに向かう。 (竹村和佳子)

 

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