日馬富士が休場…伊勢ケ浜親方「本人は後半から出るくらいの気持ちでいる」
2017年1月15日6時0分 スポーツ報知
◆大相撲初場所7日目(14日・両国国技館)
日本相撲協会は14日、横綱・日馬富士が7日目から休場すると発表した。右ハムストリング(太もも裏)肉離れで全治まで1か月の安静療養を要する見込みと診断され休場届を提出。日馬富士の休場は15年秋場所以来7度目。対戦予定の勢は不戦勝で、今場所の十両以上の休場者は6日目の栃ノ心に次いで2人目。
日馬富士は5日目の隠岐の海戦で負傷。6日目は患部にテーピングをして強行出場し玉鷲を下したが症状が悪化した。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)は四股も踏めない状態であることを明かし、「本人は後半から出るくらいの気持ちでいるが、その時にならないと分からない」と明言を避けた。この日観戦した横綱審議委員会の守屋秀繁委員長は「来場所も相撲をとれないなら休むことも一つの方法」と連続休場もやむなしの見解を示した。