IOC 中国3選手の五輪金メダル剥奪
IOC=国際オリンピック委員会は、北京大会とロンドン大会のドーピング検査で採取した検体の再検査で陽性反応を示したとして、ウエイトリフティングで金メダルを獲得した中国の女子選手3人を含む合わせて8人を失格とし、メダルを剥奪すると発表しました。
失格処分になったのは、北京やロンドンのオリンピック2大会に出場したウエイトリフティングや陸上の選手合わせて8人です。
このうち、北京大会のウエイトリフティングでは、金メダルを獲得した地元・中国の女子選手48キロ級の陳燮霞選手、69キロ級の劉春紅選手、75キロ級の曹磊選手の3人が失格となり、メダルを剥奪の処分を受けました。
女子48キロ級では日本の三宅宏実選手が6位、大城みさき選手が8位に入賞していましたが、銀メダリストのトルコ選手も去年12月にドーピング違反が確定したため、順位が2つずつ繰り上がる見通しとなりました。
このほか、北京大会の陸上の女子砲丸投げで銅メダルだったベラルーシのナデジダ・オスタプチュク選手も、禁止薬物の陽性反応が出たとして失格となり、メダル剥奪の処分を受けました。
また、メダルを獲得していないウエイトリフティングの選手3人、陸上の選手1人も失格となりました。
IOCは、ロシアの組織的なドーピング問題を受けてWADA=世界アンチドーピング機構と協力し、北京大会とロンドン大会の検体について最新の技術で再検査を行っていて、これまで陸上やウエイトリフティング、それに、レスリングで禁止薬物への陽性反応が相次いでいます。
このうち、北京大会のウエイトリフティングでは、金メダルを獲得した地元・中国の女子選手48キロ級の陳燮霞選手、69キロ級の劉春紅選手、75キロ級の曹磊選手の3人が失格となり、メダルを剥奪の処分を受けました。
女子48キロ級では日本の三宅宏実選手が6位、大城みさき選手が8位に入賞していましたが、銀メダリストのトルコ選手も去年12月にドーピング違反が確定したため、順位が2つずつ繰り上がる見通しとなりました。
このほか、北京大会の陸上の女子砲丸投げで銅メダルだったベラルーシのナデジダ・オスタプチュク選手も、禁止薬物の陽性反応が出たとして失格となり、メダル剥奪の処分を受けました。
また、メダルを獲得していないウエイトリフティングの選手3人、陸上の選手1人も失格となりました。
IOCは、ロシアの組織的なドーピング問題を受けてWADA=世界アンチドーピング機構と協力し、北京大会とロンドン大会の検体について最新の技術で再検査を行っていて、これまで陸上やウエイトリフティング、それに、レスリングで禁止薬物への陽性反応が相次いでいます。