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 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は15日、同日朝に打ち上げた大気の観測などをするロケットを改良した世界最小クラスのロケットの打ち上げに失敗した、と発表した。鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げた後、機体からのデータが受信できなくなり180秒後に実施予定だった2段ロケットの点火を中止したという。

 ロケットには東京大が開発した約3キロの超小型衛星を搭載、軌道投入する予定だった。機体は同観測所の南東の海に落下したという。