2017/1/14 15:57

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2017全ワールドツアーチームバイク紹介
2017全ワールドツアーチームバイク紹介:開幕戦を走るバイク達、サガンはヘビー級の8.4kgディスククロードを使用の可能性あり、造形バトル一段落で細身のバイク増える
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開幕戦を迎えるツアー・ダウン・アンダー、そこへ持ち込まれた2017年度各チームが使用するバイクを紹介しよう。特徴的なのは白熱してきた”造形バトル”が一段落し、カーボンでも細身のセクションが多いシンプルなバイクが増えたことだ。極めてオーソドックスな形状のフレームも登場するなど、過剰は空力バトルは結局原点に戻りつつあるようだ。そんな中でスペシャライズドとスカイだけは相変わらず独自路線のボリュームあるフレームを貫き、スコットとジャイアントは小さいトライアングルのスローピングフレームと個性が別れている。
まだ使用するかどうかは定かではないがピーター・サガン(ボーラ・ハンスグロエ)はスペシャライズドのヴェンジViASディスクロードを持ち込んできた。これがなんと8.4kgというヘビー級バイクとなっている。キャリパーバージョンも8.0kgとなっておりどちらも重いが、ディスクバージョンはさらにそこに重さが加わっており、かなりの重量物となっている。UCI規定が6.8kgであることを考えれば、かなりの重量オーバーだ。同じくスペシャライズドを使うクイックステップ・フロアーズも大会前のキャンプではディスクロードを使っていたが、この大会は通常キャリパーを選択している。
UAEアブダビ
Ag2R
アスタナ
バーレーン・メリダ
BMC
ボーラ・ハンスグロエ
キャノンデール・ドラパック
ディメンション・データ
FDJ
カチューシャ・アルペシン
ロットNLジャンボ
ロット・ソウダル
モビスター
オリカ・スコット
クイックステップ・フロアーズ
サンウェブ・ジャイアント
チームスカイ
トレック・セガフレド
ロードディスク問題はまだ続くだろうが、今年の機材バトルも楽しみが多い。あとはどれだけ選手側の要望が反映されていくのかを注視していきたい。
H.Moulinette
『サガンは試験的にディスクロードにも乗る ©Tim D.Waele 』 |
UAEアブダビ
『UAEアブダビ ©Tim D.Waele 』 |
『Ag2R ©Tim D.Waele 』 |
『アスタナ ©Tim D.Waele 』 |
『バーレーン・メリダ ©Tim D.Waele 』 |
『BMC ©Tim D.Waele 』 |
『ボーラ・ハンスグロエ ©Tim D.Waele 』 |
『キャノンデール・ドラパック ©Tim D.Waele 』 |
『ディメンション・データ ©Tim D.Waele 』 |
『FDJ ©Tim D.Waele 』 |
『カチューシャ・アルペシン ©Tim D.Waele 』 |
『ロットNLジャンボ ©Tim D.Waele 』 |
『ロット・ソウダル ©Tim D.Waele 』 |
『モビスター ©Tim D.Waele 』 |
『オリカ・スコット ©Tim D.Waele 』 |
『クイックステプ・フロアーズ ©Tim D.Waele 』 |
『サンウェブ・ジャイアント ©Tim D.Waele 』 |
『チームスカイ ©Team Sky 』 |
『トレック・セガフレド ©Tim D.Waele 』 |
ロードディスク問題はまだ続くだろうが、今年の機材バトルも楽しみが多い。あとはどれだけ選手側の要望が反映されていくのかを注視していきたい。
H.Moulinette