(cache) 男性の更年期とは - 男性更年期障害の基礎知識

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男性の更年期とは

更年期というのは、老化とともに性ホルモンの分泌が少なくなってくる期間のことをいい、ちょうど青年期から老齢期に移り変わる間の状態のことをいいます。

女性の場合には、閉経に伴いエストロゲンという女性ホルモンの分泌が少なくなる期間を更年期といいます。

一方で、男性の場合には、加齢とともに、テストステロンという男性ホルモンの分泌が少なくなる期間のことを更年期といいます。

意外に思われるかもしれませんが、更年期は女性だけではなく男性にもあるのです。

エストロゲンやテストステロンといった性ホルモンは、人の体の調子を整えるのに欠かせない「自律神経」をコントロールする役割を果たしています。

ところが、更年期に入ってエストロゲンやテストステロンが急激に減少すると、自律神経の調子も大きく変化してしまい、結果として、自律神経失調症に似た不快感等を覚えることになるのです。

ところで、更年期という言葉は一定の年齢を指す言葉ではありません。

更年期になるタイミングは個人差が大きく30代から更年期の症状がでる人もいれば、50代くらいではじめて更年期の症状が出る人もいます。

年齢だけで更年期とか更年期でない、とかの判断はできませんので注意が必要です。

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