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北の関ケ原 左内決戦譜
奥州街道を南下した伊達軍の主力はかつての拠点であった梁川城を横目に、かつて奥州藤原氏が激戦を繰り広げた桑折の厚樫山から福島を目指した。
まだ早朝ということもあって朝靄で阿武隈川の川面は白く煙るようであった。
「もとより伊達福島は我らが本貫……返してもらうぞ本庄!」
軍配を預かる片倉小十郎景綱は不敵に嗤った。
このとき上杉景勝より福島を任されていたのは上杉家の重臣本庄繁長である。
この男、実は上杉家にたびたび逆らった反骨の男であり、あるいはそのせいで貧乏くじともいえる福島を任されたのかもしれない。
直江兼続が山形の最上義光に手ひどい敗北を喫しており、本庄に与えられた兵は少なく、根こそぎ動員しても五千にも届かない有様である。
対する伊達軍は一万五千に及ぶ。
しかもこのとき、本庄繁長は伊達軍が梁川城の攻略に向かうと勘違いしていた。
現在でこそ県庁所在地である福島だが、この時点では白石から続く奥州街道の要衝であり、対相馬氏防衛の拠点でもある梁川は、福島以上に伊達家にとって価値ある場所であった。
ちなみに一休さんでお馴染み足利義満の叔母を妻にした伊達成宗の遺構は、現在も伊達市立梁川小学校に残されている。
「わえに任せや」
「さほどの兵は割けんぞ。こちらも精一杯だ」
「牢人ばかり百五十ほど貸し候え」
ほとんど決死隊のような任務に名乗りをあげたのが左内であった。
もともと福島は蒲生氏郷の所領であり、氏郷に仕えていた左内は土地勘がある。
それに左内のような上杉牢人は、むしろそうした無理難題ほど喜んで志願する傾向があった。
「ご武運を」
短く言って繁長は頭を下げた。
おそらくは高い確率で左内が生きて戻らぬことを予想して、自らの不甲斐なさに繁長は切歯していた。
――――ところが、である。
梁川城を攻めるかと思われた伊達軍は抑えの兵を残しただけで、瀬上付近から阿武隈川を渡河。
早くも福島の喉笛に食らいつこうとしていた。
慌てた繁長はただちに出撃するも、時すでに遅く伊達軍は阿武隈川の渡河を完了している。
数において圧倒的に劣る繁長軍は、たちまち数百に及ぶ将兵を討ち取られ、ほうほうの体で福島城に逃げ帰った。
ただでさえ少ない戦力に戦術的奇襲を受けた繁長軍のショックは大きく、もはや敗北は避けられないと誰もが思った。
「どうします? このままでは退路が断たれますが……」
林立する竹に雀の伊達家の家紋を見た才道二は声を顰めて左内に言った。
まさに伊達軍が朝靄に紛れて阿武隈川を渡河していたその上流では、梁川城を救援に向かう左内たちが渡河しようとしていたのである。
万を超える軍馬のざわめきに歴戦の戦人である左内たちが気づかぬはずもない。
霧が晴れればたった百五十の左内軍など、鎧袖一触で殲滅されるであろう。
才道二たち牢人の懸念もゆえないことではなかった。
もともと伊達福島は伊達氏発祥の地であり、領民も伊達軍を歓迎する向きがある。
そんなところで城への退路が断たれれば破滅しか考えらないのも無理はない。
「ちゃう……そうやないげな」
まだ福島城の包囲は完成していない。
戻る気になれば戻ることは可能であろう。
いや、戻るなら今を逃しては機会を失うことになりかねなかった。
作戦目的である梁川城の救援が、もはや必要なくなった以上、才道二の言うことにも一理ある。
しかしその決断が、目論見をはずされたことにより意識が受動的になったからだということを左内は知っていた。
今さら福島城に百五十人ばかりの兵が増えたところで、大勢に影響はないからだ。
「わえらが城にいぬんやない。わえらが伊達の退路をへしゃぐる(つぶす)んや」
自分たちは狩り立てられる獲物ではない。
狩られるべきは敵なのだ、と左内は傲然と嗤った。
たった百五十人ばかりの牢人が、奥州の覇者伊達家の退路を断つと言ってのけた左内の胆力は正しく牢人たちの肺腑を貫いた。
もとより死に場所を求めてきた男たちである。
意識が逃げに向かっていたことを恥じるように男たちは奮いたった。
「小荷駄をくらがす(叩く)で」
いつの時代もそうだが、大軍のアキレス腱はなんといっても補給である。
伊達軍一万五千の腹を満たす食糧となれば、並み大抵の量ではない。
だがこのときばかりは伊達軍も油断していた。
梁川城と福島城を包囲した以上、上杉軍にはもはや出撃拠点がない。
奥州街道の補給路を叩きたければ、その兵力は神指城の上杉景勝本隊から分派しなければならないのだ。
山形での戦いに敗れ、関ヶ原で西軍についた上杉家は越後の堀家や宇都宮の結城秀康を警戒しなければならず、そんな余裕はないはずであった。
「本庄繁長に降伏の使者を送れ。城を明け渡せば後は追わんと」
緒戦の勝利で勢いにのる伊達軍は鷹揚に降伏を迫った。
関ヶ原で徳川家が勝利した以上、戦いは条件闘争の様相を呈しており、上杉家も必要以上の損害をのぞむまいと思ったのである。
太閤秀吉にすら逆らった大剛の武将本庄繁長がそんな要求を呑むはずもなかったが、味方の士気の沈滞は覆うべくもなかった。
そのときである。
「茂庭にて小荷駄が襲われ、半数以上が焼かれてございます!」
「いったいどこから兵が湧いて出たというのだ?」
寝耳に水の凶報であった。
福島城や梁川城から兵が出た気配はない。
一人や二人の使者ならともかく、まとまった兵を見逃すほど伊達軍の包囲は甘いものではなかった。
ではいったいどこから兵はやってきたのか。
まさか本当に神指城から来たとでもいうのだろうか?
正体不明のゲリラ兵に補給線をこっぴどく叩かれた伊達軍が意気消沈するのに反比例して、繁長軍は元気を取り戻していった。
「やりおるわ。あの金狂いめ!」
守銭奴である左内を繁長はあまり好いてはいなかったが、(しかしちゃっかり借金はしていた)このときばかりは手放しで褒め称えたという。
「……小十郎、どうにかならぬか?」
「だから梁川城から先に落とそうって言ったじゃないですか!」
実は梁川城には横田大学という内通者がいた。
蘆名盛氏の家老の息子で、関ヶ原の前には徳川家康に仕えている。
問題なのは蘆名盛氏に仕えていたころ、伊達と戦い、割と奮戦してしまったことであった。
そのため政宗は横田大学の内通を信じなかったのだ。
結局横田大学は内通する間もなく、梁川城で囚われの身となってしまった。
梁川城さえ落とせば補給路を確保するのも容易であるし、福島城への兵力も増強される。
小十郎が憤るのも当然であろう。
「す、過ぎたことを言っても仕方あるまい!」
政宗に上杉と長期戦を戦う気はなかった。
一対一では上杉家は伊達家の倍以上の戦力を有しているのだ。
周辺各国との停戦が完了すれば景勝の本隊が出陣してもおかしくはない。
出来る限り速やかに福島城を落とし、既成事実を作り上げたいのが政宗の本音であった。
対する上杉家も少しでも有利な和平を結ぶためには、ここで政宗に戦果をあげさせるわけにはいかない。
互いに短期決戦を志向したため、決戦はほどなく発生した。
福島城から南東の方角へ五キロほど進んだその平野部を、松川という。
「なんど、ええ敵がおるやさけ(なんだ、いい獲物がいるじゃないか)」
小荷駄の襲撃から決戦のために福島へ戻っていた左内の目に、栗毛の名馬にまたがる一人の武者の姿が映った。
(あれはわえの獲物や)
雑兵の首などいくら取っても手柄にはならない。
なんといっても名のある武者を討ち取ってこそ戦人の華であった。
戦に華を求めてしまうのは左内ほどの戦人でも抑えることのできない宿唖である。
左内の口元が肉食獣のそれのように吊りあがった。
「その首おいてけえええええ!」
ブンと槍を一振りして、左内は馬腹を蹴った。
雲霞のごとき多勢の伊達軍が、まるで自分を出迎えてくれるかのようである。
華々しい戦を舞台に、左内は快哉を叫びたい気分であった。
(さて、今日こそはわえも死ぬるものか?)
あの武者を討ちとれずに死ぬのはいやだな、と左内は思う。
岡左内ともあろうものが、死に臨んで手ぶらというわけにもいくまい。
「よき敵ござんなれ!」
「下郎、推参なり!」
そして戦は歴史の徒花となって華開いた。
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