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京都暁星高等学校
 

2年生修学旅行2日目 : 2016 / 3 / 6 (日)

 初日に沖縄戦を学び,普天間飛行場を見た修学旅行2日目は,基地移設問題からスタートしました。9時前に恩納村のホテルを出発し,30分ほどで名護市にある辺野古に到着しました。ここのテントで座り込みを続けられているヘリ基地反対協議会の方からこれまでの活動のことや辺野古の現状についてお話をしていただきました。

 その後,砂浜の方へ進み,キャンプシュワブとの境界線のフェンスまで行き,学生平和ガイドさんの話をうかがいました。フェンスを建てたことで潮の流れが変わってしまったこと,自然を守ると言いながら全く逆のことをしている政府への苛立ち,米兵と仲良くする沖縄県民への複雑な思い,米軍基地がなくても沖縄の経済は大丈夫であることなど,生徒たちと年齢の近い若者の目線で伝えてくださいました。

 その後,平和を願う祈りを書いたリボンをフェンスに結びながら,「ココロのつえ」を歌いました。

 

 辺野古を後にした一行は,嘉手納基地を一望できる道の駅かでなに行きました。

 その後,読谷村にあるチビチリガマ・シムクガマへ向かいました。ここでは昨年も現地ガイドとして大変お世話になった比嘉涼子さんからお話をうかがいました。沖縄戦当時に起こったチビチリガマでの悲劇,遺族の方の戦後の苦しみ,シムクガマで1000名の命が助かった奇跡,いのちの大切さ<命どぅ宝(ぬちどぅたから)>を生徒たちの心に訴えかけてくださいました。

 シムクガマでは祈りの集いを行い,代表生徒より平和宣言が読まれ,全員で聖歌「平和の祈り」を捧げました。最後に,リーダーより比嘉さんにお礼を伝える場面では,挨拶の最中に思わず涙が溢れました。2時間ほどの短い時間でしたが,沖縄の方の苦しみ・いのちの大切さを心で感じた大切な時間となりました。

 5時からは一気に雰囲気が変わって,読谷村役場にて民泊の入村式が行われました。安里屋ユンタなどの演奏と踊りで温かく迎えてくださいただきました。今年はなんと暁星高校のための幟まで用意してくださり,手厚い歓迎にとても感激しました。1泊の民泊,大変お世話になります。生徒の皆さんいってらっしゃい!

 

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聖ヨゼフ学園 京都暁星高等学校 〒626-0065 京都府宮津市獅子崎30 TEL 0772-22-2560
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