日本人学生不明 元交際相手が帰国のチリに外務副大臣派遣へ
フランス東部で日本人の女子大学生の行方がわからなくなっている事件で、外務省は、元交際相手の男が帰国したチリ政府に対し、事件の解決に向けた協力を要請するため、薗浦外務副大臣を現地に派遣することになりました。
フランス東部のブザンソンで、留学していた筑波大学3年生の黒崎愛海さん(21)の行方が先月4日からわからなくなり、元交際相手でチリ人のニコラス・セペダ容疑者(26)が殺人容疑で国際手配されていますが、チリの捜査当局はセペダ容疑者の帰国を確認しているものの、国内法を理由に現状では身柄の拘束や引き渡しには応じられない姿勢を示しています。
こうした中、外務省は、事件の解決に向けてチリ政府に協力を要請するため、薗浦外務副大臣を現地に派遣することになり、薗浦副大臣は今月16日にチリのムニョス外相らと会談することにしています。
事件をめぐっては、先週、岸田外務大臣が、フランスで行われた外相会談で事件の1日も早い解決に向けた協力を求め、フランスの検察がチリの捜査当局に身柄の拘束と引き渡しを直接、要請するための手続きを進めています。
こうした中、外務省は、事件の解決に向けてチリ政府に協力を要請するため、薗浦外務副大臣を現地に派遣することになり、薗浦副大臣は今月16日にチリのムニョス外相らと会談することにしています。
事件をめぐっては、先週、岸田外務大臣が、フランスで行われた外相会談で事件の1日も早い解決に向けた協力を求め、フランスの検察がチリの捜査当局に身柄の拘束と引き渡しを直接、要請するための手続きを進めています。