安倍首相 きょうから比や豪など4か国歴訪へ
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安倍総理大臣は12日からフィリピンやオーストラリアなど4か国を歴訪し、各国の首脳と会談することにしており、アメリカのトランプ新政権の発足や海洋進出を強める中国を念頭に、経済面や安全保障面での関係強化を図りたい考えです。
安倍総理大臣は、12日から6日間の日程で、フィリピン、オーストラリア、インドネシア、ベトナムの4か国を訪れ、フィリピンのドゥテルテ大統領やオーストラリアのターンブル首相ら各国首脳と会談することにしています。
一連の会談を通じて、安倍総理大臣は、今月20日にアメリカのトランプ次期大統領が就任することを念頭に、引き続き自由貿易を推進するため、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の発効のほか、RCEP=東アジア地域包括的経済連携のTPPと同様の水準での交渉妥結に向けて、関係国との緊密な連携を確認したい考えです。
また、アジア太平洋地域の平和と安定にはアメリカを中心とする同盟のネットワークが重要だとして、安全保障や防衛分野での関係強化を図るとともに、中国が拠点構築を進める南シナ海の情勢をめぐって、法の支配や航行の自由の重要性などを確認したい考えです。
さらに、ことしは、フィリピンがASEAN=東南アジア諸国連合の議長国を、ベトナムがAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議の議長国を務めることから、それぞれの首脳会議の成功に向けて協力する考えを伝えることにしています。
一連の会談を通じて、安倍総理大臣は、今月20日にアメリカのトランプ次期大統領が就任することを念頭に、引き続き自由貿易を推進するため、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の発効のほか、RCEP=東アジア地域包括的経済連携のTPPと同様の水準での交渉妥結に向けて、関係国との緊密な連携を確認したい考えです。
また、アジア太平洋地域の平和と安定にはアメリカを中心とする同盟のネットワークが重要だとして、安全保障や防衛分野での関係強化を図るとともに、中国が拠点構築を進める南シナ海の情勢をめぐって、法の支配や航行の自由の重要性などを確認したい考えです。
さらに、ことしは、フィリピンがASEAN=東南アジア諸国連合の議長国を、ベトナムがAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議の議長国を務めることから、それぞれの首脳会議の成功に向けて協力する考えを伝えることにしています。