「トランプ政府発足目前…ケリー氏、韓日葛藤の解消急ぐ」

「トランプ政府発足目前…ケリー氏、韓日葛藤の解消急ぐ」

2017年01月12日09時44分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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ジョン・ケリー米国務長官
  ジョン・ケリー米国務長官が少女像をめぐる韓日葛藤の仲裁者として両国と会談する方向で検討が進んでいると朝日新聞が11日、報道した。

  ケリー氏が尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官と岸田文雄外相と個別的か3者で電話会談を行うかたちだ。韓日米関係筋は「トランプ新政権の発足が近づく中、日韓が歩み寄らないことに(米国が)いらだっているようだ」と語った。

  同紙は「『少女像』が設置された問題をめぐり、日米韓の枠組みで問題解決を模索する」とし「ただ現時点で日韓両政府から解決に向けた具体策は示されていない」と伝えた。ただし、「解決策を模索しても、慰安婦問題と他の懸案を切り離すことを確認する程度にとどまる可能性もありそうだ」ともしている。

  ケリー氏は電話で離任の挨拶を伝えながら仲裁に出る見通しだ。

  日本政府内では韓国における少女像の撤去は難しいという見解が広がっている。外務省幹部は「韓国側の姿勢が変わるべき。すぐに撤去できなくても努力する姿勢は見せてほしい」と話す。

  日本経済新聞はこの日、「日本政府は長嶺安政大使の韓国への帰任時期を慎重に探っている」と報じた。引き続き「日韓ともに感情論に走らず、冷静に対応したい」とし「互いの利害が一致する政策にまで悪影響が及ばないようにする努力が最低限必要だ」と指摘した。
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