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【プロ野球】

ロッテ・佐々木「隼シンカー」で勝負

2017年1月13日 紙面から

自主トレ中に東北新幹線「はやぶさ」が背後を通過したロッテのドラフト1位・佐々木=さいたま市内のロッテ浦和球場で(小林良二撮影)

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 ロッテの新人合同自主トレ2日目が12日、さいたま市内のロッテ浦和球場で行われた。ドラフト1位・佐々木千隼投手(22)=桜美林大=は「持ち味の変化球をよくしていきたい」と表明。磨きをかけた「隼(ハヤブサ)シンカー」で開幕1軍をアピールする。

 佐々木が最速153キロの直球に織り交ぜるシンカーは切れ味抜群。昨季の最優秀防御率右腕・石川が「佐々木君にシンカーを教わります」と弟子入り志願するほどだ。それでも、新人王候補の逸材は「もっとキレとコントロールを磨きたい」とキッパリ。飽くなき向上心をにじませた。

 くしくも左翼フェンス沿いで実施した強化走では、場外のJR高架橋を通過する東北新幹線「はやぶさ」とコラボ。最速320キロの超特急ようなスピードは「魅力的」という。だが、超即戦力右腕は打者を手玉に取る投球術で勝負する。レベルアップさせる一級品の宝刀−。そのイメージは自身の名前にあるハヤブサのような、上空から急降下して獲物を捕らえる切れ味鋭い落差だ。 (小林良二)

 

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