はい、こんにちは。lifeです。
今回はタイトル通り、TOEICの勉強方法、対策方法についてまとめていこうかと思います。
ちなみに私は現在高校生で、先日初めてTOEICテストを受験してきました。
結果は990点中705点でした。目標は700としていたのでまあまあ出来た方かと思います。(高校生平均は410点らしいです
ちなみに勉強時間は1ヶ月くらいかと思います。
というわけで今回は高校生の私がどのようにして700点を越えることが出来たのかを書いていきたいと思います。タイトルでは高校生と書きましたが、社会人の方向けにも説明していきますのでご安心下さい。ここのページに辿り着いた方にはTOEICテストの説明は不要かと思うので省略させて頂きますが、分からない方は公式のホームページなどをご覧下さい。
それでは早速、part別に対策方法をまとめていきます。
part1〜4/リスニング対策
はい、まずはリスニング問題の対策からです。
まず高校生向けに話すと、TOEICのリスニングはセンター試験のリスニングより難易度が高いのでしっかりとした対策が必要となります。
そして、社会人の方もおそらく高校生以上に耳が英語に慣れていないかと思いますので、結構スコアアップには時間がかかる部分かと思います。
私はもともとリスニングがすごく苦手だったのですが、1ヶ月間1日3時間ずつくらいリスニングの練習をしていれば流れてくる音声の大半は聞けるようになりました。
そこで、私が使っていた問題集がこちらです。
かなり分厚く値段もなかなかなのですが、これ1冊で問題演習は事足りるかと思いますので、薄っぺらい問題集を何冊も買うよりは全然良いかと思います。TOEICはとにかく量をこなすことが大事です。
そして、具体的な問題集の取り組み方についてなんですけど、私はシャドーイングとディクテーションに力を入れていました。
シャドーイングとはCDを流し、音声が聞こえた後即座に声に出して発音する練習です。
最初の頃はスクリプトを見ながらシャドーイングをしても良いかと思いますが、慣れてきましたらスクリプトを隠して音に集中しましょう。
ディクテーションとは聞いた英語を一言一句残らず書き取る練習のことです。これは慣れていなければ厳しいかと思うので最初は短い文から練習していき慣れていきましょう。
そして、このシャドーイングとディクテーションをやる順序はこのような感じです。
- 通常通り問題を解き、答え合わせをする。
- スクリプトを見ながら音声を聞く。
- スクリプトだけを見て、分からない部分は調べる。
- シャドーイング1or2回
- ディクテーション(書けるまで何回も)
- もう一度スクリプトを見ず、聞いてみる
上記のように練習しますので1つの問題の音声を8回ほど聞くことになるかと思います。
かなり時間はかかってしまいますが、ディクテーション・シャドーイングはやる価値があると思います。シャドーイングについてはpart3、part4がやりやすく、ディクテーションについてはpart1、part2がやりやすいかと思います。
そして、ここまでの練習では絶対に聞き取れない音というのが出てきてしまうかと思います。私もrとlの発音や音の繋がりには苦労しました。そこで活用したのがこちらです。
英語学習者であればみんな知ってるのではないかと思うほどのベストセラーです。
英語の発音の仕方が事細かに書かれています。
これを1ヶ月ほど続けることにより、英語の発音記号の細かい違いを識別できるようになりました。
問題集だけではカバーできない部分を補助できると思うのでTOEICリスニング対策としては隠れた必須本かと思います。現在スコアが伸び悩んでいる人などには本当におすすめできる参考書です。
上記の練習を1日3時間1ヶ月続ければリスニングパートは350点は越えられるかと思います。
重要なのはpart1、part2でなるべく問題を落とさないことです。そして分からなければその問題は捨て、次の問題に意識を向けることです。
こういう細かい技術についても最初に挙げた問題集に書かれていますのでそちらを参考にしてみて下さい。
part5/単語・文法対策
はい、ここからはリーディングパートの対策です。特にpart5についてはTOEIC初心者は絶対に落としてはいけないパートです。ここで点数を稼がなければ700点は厳しいかと思います。
高校生からすると「なんだ、単語や文法はセンター試験の勉強でやってるわ」と思うかもしれませんが、TOEICの単語・文法は全然違いますので別な対策が必要となります。
社会人の方はもう高校での勉強を忘れてしまっているかと思いますので、問題集を始める前に1冊文法書を読んで復習して下さい。
ここからはレベル別に取り組む内容が分かれます。まずは単語・文法が苦手な人向けです。
ここでいう単語・文法レベルは高校生レベルです。高校生レベルの単語・文法が厳しい方はまずこの2冊をやって下さい。
1冊目はセンター試験レベルの単語帳です。このレベルは最低限覚えなければ到底太刀打ち出来ません。2冊目はネイティブ感覚を養うための文法書です。ネイティブの考え方に基づき作られていますので、やっているうちは気づかないかもしれませんが、後々効いてきます。
ちなみに1億人の英文法に関しては文法が得意な方もやっておいた方が良い参考書かと思います。必ず後で生きてきます。単語・文法が苦手な方は上記の2冊の参考書をとりあえず10日以内に全て頭に入れ終わらせましょう。
そして、ここからは高校生レベルの単語・文法知識は既にあるという方に向けての話です。
基礎知識があるという人はあとはTOEIC特有の問題形式に慣れるだけです。
そこで私が活用したのがこのベストセラーすぎる2冊です。
ここで気付いた方はいるかと思うんですけど、私は特急シリーズの大ファンです。
1冊1000円くらいで安く、しかも要点しか書いていないので何周もしやすく本当に良い問題集です。特に金のフレーズにつきましては単語帳の中では1番読みやすく、レベルについても600〜990までとかなり幅広く網羅してますので単語帳はこれだけでも700点は超えるかと思います。
文法特急もTOEIC特有の問題形式が取り上げられていて、1番本番の試験に近い内容かと思いました。私は先ほど取り上げたイ・イクフンのリーディングパートのの問題集も持っていますが、それよりこちらの方が問題が本番に近く良いなと感じました。
part5については上記の2冊を3周ほどやれば9割は得点出来るかと思います。もしこれで点数が上がらない場合はもう一度、1億人の英文法を読み直してみて下さい。ヒントが見つかるはずです。
それと、part6については私自身あまり良い対策が分からなかったので対策は書けないです。文法特急の方に少しだけ問題が載っていますのでそれしかやりませんでしたが本番では問題無く解けましたのでpart5の対策をしていれば解けるかと思います。
part7/長文対策
次はpart7の長文対策です。700点を目標としているのであれば、配点が非常に高いため最重要となるパートです。私もここには力をいれました。ちなみにトリプルパッセージに関しては私は捨てましたが、それでも700点は越えられたので無理に挑戦する必要は無いかと思います。
あと、part7については本当に速読力が求められるので特に高校生の方は注意して下さい。センター試験と同じ感覚で解くと絶対に間に合わないです。社会人の方はもうセンター試験の感覚が残っていないので比較的スピード感には慣れやすいかと思います。
そして、私がpart7対策に使った問題集がこちらです。
またしても特急シリーズです。これでもかというくらいやりました。しっかり結果は出たかと思います。多くの問題が収録され1000円ほどなので本当にリーズナブルかと思います。
この1冊を1周すればスピード感には慣れるかと思います。速読力、読解力のどちらも鍛えられる問題集です。
正直、これさえやっていれば本番は苦労しないかと思いますのでとりあえず何周もこれをやって下さい。part7の問題はやりまくるのが1番の近道です。ここは嫌でもやらなければ700点は行きません。
また、本番はパニックになるかもしれないのでこの問題集に表記されている目標時間よりは早く解けるようにしましょう。それでもダブルパッセージなどでつまづき、最後まで終わらないかと思います。
トリプルパッセージは700点レベルの人でも時間がかかるので見直しに回しましょう。私もトリプルパッセージは捨てました。
本番力をつけるための問題集
最後に本番2週間前くらいからやるべき本番力をつけるための最後の問題集です。
それが皆さんの予想通りこれです。
はい、出ましたーって感じですね。
やっぱり何を言ってもこれが最強です。
しっかりとパート別に対策をしてからこの問題集をやればこそ最大限に公式問題集を活用できるかと思います。
予想スコアなども出されますので本番の目安にもなるかと思います。また色々な種類が出ていますが、新形式と書いたものを買いましょう。旧形式は問題が違いますので。
そして具体的な取り組み方についてですが、ただやって答えあわせするだけではもちろんダメです。しっかりとリスニングはシャドーイング、ディクテーション、そしてリーディングは分からない単語調べなどを行いましょう。
そしてその後にもう一度解いてみることです。
ここまでして公式問題集の値段分の価値が出ると思います。3000円ほどと高いですが、これ以上問題が本試験と似ている問題集はありませんので買う価値はあります。
本番2週間前に一度やり、1週間前に一度、そして3日前にもう一度やりましょう。
最後の仕上げとしてやらなければいけない問題集です。
TOEIC勉強法に関するQ&A
さて、part別の対策方法については以上ですので、ここからはQ&A形式で様々な質問について答えていこうかと思います。上記のことについてもそうですが、あくまで私個人の勉強法なので一個人の意見として聞いて下さい。
それではどうぞ。
勉強はどのくらいしましたか?
勉強は1日リーディングを2時間ほど、リスニングを3時間ほどを1ヶ月間ほどやりました。
ですので合計150時間ほどをTOEICに当てたことになります。
どのpartから勉強しましたか?
これについては期間も少なかったため、リーディングとリスニングを並行してやりました。
最初はpart1、2とpart5、そして次にpart3、4とpart7という風にやりました。そして最後の2週間に公式問題集です。
丸ごと問題集は効果あるのか?
多分1番気になるであろう問題です。よく本屋などでこれ一冊で600点越えみたいなら参考書が売っていますよね。私も買ってしまいました。結論から言うとあれは不必要です。
理由は1冊にまとめてしまうと各パートの内容がどうしても薄くなってしまうからです。
これをやっても感覚に慣れるだけにしかなりませんので少し高くなりますが今回取り上げた参考書を使ってみて下さい。
スピーキングの練習は必要ですか?
これについては人によって回答が違います。
将来的に英語をコミュニケーションツールとして使っていきたいという人は間違いなく並行してやった方がいいです。ただ、TOEICのスコアだけ欲しいという人は必要無いです。いや、本当はどちらにせよやれば少なからずスコアは上がりますが限られた時間の中では他にやることがある気がします。
スピーキングの具体的な練習法は?
次に、上の質問を読んで実際にスピーキングをやってみようと思った方向けに話します。
私自身スピーキングの練習も3日に1回ほどやっていましたのでその方法を教えます。
私がやっていたのはディベートです。
1つの議題を決め、賛成派と反対派に分かれ、議論していくというスピーキング方法です。最低2人は必要な方法ですが、スピーキングの力は本当につくと思います。
本番で意識することは?
この質問は勉強法ではなく、本番での対応の仕方についてです。これは先ほども言いましたが、分からない問題は即座に捨てることが大切です。そこで止まってしまえば次の問題も分からなくなり、また次もという負の連鎖に陥ってしまいます。なので、本番でしっかりと問題の取捨選択が出来るよう勉強をしている時も時間を意識して解くようにしましょう。
まとめ
はい、今回は高校生の私でもTOEICで700点を越えることが出来た勉強法を書いてみました。
人によって合う合わないがあるかと思いますが、少しでもこれを読んでくれた方の助けになれば幸いです。
また、最後のQ&Aにつきましては質問を受けるたび、更新していきますのでコメントなどで質問をして下さると助かります。
それでは、来年には900点を越える予定ですので900点を取りましたらまた記事を書いていこうと思います。
TOEICの勉強は単調で辛いですけど、折れずに頑張って下さい。
ではでは、ぐっばいです。lifeさんでした。