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大阪府南部の中学で2年の半数超が欠席

「休んでいい」誤解か

 大阪府内の公立中学1、2年生全員を対象に12日に実施された「チャレンジテスト」で、府南部の中学校で2年生157人のうち、半数以上の88人が欠席していたことが分かった。

 地元の教育委員会などによると、昨年12月、2年生を担当する教員が、テスト結果が高校入試の内申点に影響することなどを説明した。その際、生徒が「体調が悪い時はどうすればいいのか」と質問したところ、この教員は「休んでもいいが、頑張ろう」などと語ったという。欠席理由として、88人のうち60人が「体調不良」、28人が「家の都合」を挙げたという。教育委員会は「休んでいいという言葉だけが、独り歩きしてしまったのでは」としている。

 88人は今月20日までに再テストを受けるが、12日と同じ問題のため結果は内申点に反映されない。

 テストは学力向上や内申点評価の公平性を図るため、昨年度から本格実施している。【大島英吾】

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