大雪 気象庁が会見「車の立往生や交通影響に警戒を」

大雪 気象庁が会見「車の立往生や交通影響に警戒を」
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14日と15日に北日本から西日本にかけて大雪が予想されることについて、気象庁の松本積主任予報官は13日昼前に記者会見し、「日本海側を中心にすでに大雪となっている地域があるが、あさってにかけては大雪の範囲がさらに広がり、北日本から西日本にかけての日本海側では平地を含めて大雪になり、特に、山沿いや山地で降雪量が増える見込みだ。来週16日も北日本の日本海側や北陸を中心に大雪が続くと考えられる」と述べました。
また、「東日本や西日本の太平洋側でも雪が積もるところがあり、平地でも局地的に大雪となるおそれがある。日本海側から寒気が山を越えて流れ込みやすい愛知や三重のほか、広島、大阪や京都、それに、四国などでも雪が積もる可能性がある」と述べました。
そのうえで、「猛吹雪や吹きだまりによる交通への影響や車の立往生、農業施設の被害などに警戒し、不要、不急の外出は控えてほしい。また、雪崩や落雪に加え、除雪中や路面の凍結による事故電線などへの着雪による停電、それに、水道管の凍結などに注意してほしい。さらに、電車やバスなど交通機関に影響が出る可能性があるので、大学入試センター試験の受験生は時間に余裕を持ち早めの行動を取ってほしい」と呼びかけました。