最高裁判事に山口厚氏と林景一氏を起用

政府は13日の閣議で、新しい最高裁判所判事に、弁護士で早稲田大学大学院教授の山口厚氏と、元駐イギリス大使の林景一氏を起用する人事を決めました。
この人事は、最高裁判所の櫻井龍子判事が今月15日に、大橋正春判事が3月30日に、それぞれ定年退官するのに伴うものです。

最高裁判所の新しい判事に決まった山口厚氏は63歳。弁護士で、東京大学大学院の教授や司法試験委員会の委員長などを歴任し、平成26年4月からは早稲田大学大学院の教授を務めています。

また、林景一氏は65歳。外務省の国際法局長や内閣官房副長官補などを歴任し、平成23年から去年6月まで駐イギリス大使を務めていました。

山口氏を起用する人事は今月27日付けで、林氏を起用する人事はことし3月31日以降に発令されます。