「少女像」設置で対抗措置 韓国・黄首相、日韓双方に自制求める
01/10 15:52
韓国・釜山(プサン)の日本総領事館前の少女像設置に抗議して、日本政府が、大使の一時帰国などの措置をとったことに関連し、大統領代行を務める黄教安(ファン・ギョアン)首相が、日韓双方に自制を求めた。
黄教安首相は、「状況悪化を招く言動は自制することが、日韓関係の未来指向的発展のために望ましい」と述べた。
黄首相は、10日の閣議で、慰安婦問題をめぐる「日韓合意」について、「日本政府の責任を認定し、謝罪と反省が表明された」と評価した。
そのうえで、日韓関係の悪化に懸念を示し、「日韓両政府だけでなく、全ての当事者が、合意の精神を尊重して、関係発展のために努力することが必要だ」としている。
黄首相が、日本の対抗措置以降、公に発言するのは初めてで、日韓合意を守る姿勢を日本に対して示すとともに、野党など、国内で強まる批判を鎮める狙いがあるとみられる。
黄教安首相は、「状況悪化を招く言動は自制することが、日韓関係の未来指向的発展のために望ましい」と述べた。
黄首相は、10日の閣議で、慰安婦問題をめぐる「日韓合意」について、「日本政府の責任を認定し、謝罪と反省が表明された」と評価した。
そのうえで、日韓関係の悪化に懸念を示し、「日韓両政府だけでなく、全ての当事者が、合意の精神を尊重して、関係発展のために努力することが必要だ」としている。
黄首相が、日本の対抗措置以降、公に発言するのは初めてで、日韓合意を守る姿勢を日本に対して示すとともに、野党など、国内で強まる批判を鎮める狙いがあるとみられる。