どうも!今回は仕事ネタ!!
元テニスプレイヤーで現在はスポーツ解説者として大活躍されている松岡修造さんを紹介します。
みなさんの松岡修造さんに対するイメージってどんな感じでしょうか。
「熱血」「前向き」「暑苦しい」
こんなイメージの方がほとんどだと思います。
しかし、彼はその「熱血」なイメージを覆す、意外なほど「冷静」で「ネガティブ」な一面を持っているのです。
私は彼の「弱さ」と「それに打ち勝とうとする姿勢」に強く感銘を受け、ますます修造氏のファンになっていまいました。
今回は、そんな松岡修造さんの魅力を紹介します!
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Why?よりもHow?に意識を向ける
人が自信をなくすのは、どうすればいいかわからなくなったとき。
そういう状態では「なぜ自分だけがつらい思いをするのか」と後ろ向きの気持ちになりがちです。
修造氏も膝の故障で苦しんでいる時期には、、そういう「なぜ?」と考えてしまう精神状態に陥っていました。
「なぜ?」という原因論では前に進むことが出来ません。
「嫌われる勇気」などで一躍有名になったアドラー心理学でも「原因論より目的論」と述べているように、
目的に向かって「どうすればいいのか?」という意識こそが大事です。
どうすれば故障から早く復帰できるのか…
どうすれば故障前の状態に近づけるのか…
修造氏は腐ってしまっていた自分と決別し、前を向いて「今自分にできる最善の方法」を探し始めたのです。
どんなピンチにも、そこでしか学べないものはあります。
修造氏の場合は、大きな故障に苦しんだ時期にメンタルトレーニングやイメージトレーニング、食生活の管理などを本格的に学びました。
「故障していなかったら、こういったことを学ぶこともなかったかもしれない」と辛い出来事も前向きに捉えていたそうです。
心の弱さを受け入れる勇気を持つ
僕は『熱血』『気合』『応援』といったイメージを持たれることが多いのですが、いつもポジティブなわけではありません。むしろ、人と比べるとかなり消極的で弱い人間です。
スポーツキャスターになってからは、緊張のあまり頭が真っ白になって言葉が出てこなかったり、インタビューに失敗して夜も眠れないほど激しく落ち込んだり…
修造氏は著書「挫折を愛する」のなかでこの様に述べています。
テレビなんかで見る限り、まさか!?と思いますよね。
修造氏が経験した挫折のひとつにこんなものがあります。
格下の相手に敗北し、オリンピック出場を逃してしまったとき、修造氏は自分の不甲斐なさを認めることができずにこう考えました。
普段の俺はこんなもんじゃない。たまにはこういうことだってあるさ
自分の気持ちを誤魔化すと、何もかもネガティブに受け止めてしまいます。
初めから素直に「俺はプレッシャーに負けた。自分の心の弱さがすべて出てしまった」と認めることが出来なかったせいで負のスパイラルに陥ってしまったのです。
結局その後3、4か月もの間、調子を落とし続けることに…
その経験から修造氏は「弱いなりに自分にできることをしよう」と考えるようになったのです。
失敗や挫折は誰にでも起こりうるものです。
大事なことは、その弱さを認めて次に繋げることですね!!
性格は変えられなくても心は変えられる
先述の著書「挫折を愛する」では、修造氏以外の一流アスリートの経験談も記されており「モチベーションを高める考え方」を学ぶことができます。
修造氏は朝・夜の1日2回、鏡に向かってポジティブな「誓いの言葉」を自分に言い聞かせているそうです。
それだけ彼は根っこの部分でネガティブ気質なんですね。
だからこそ、ポジティブに考えるために日々意識しているのでしょう。
結局のところ、最初から前向きな人間なんていないと思います。
前向きに見えても、どんな人もその裏では挫折や苦悩を経験しているもの。
ですが、そこで腐らずに「自分はやれる!」「そのためにはどうすれば!?」と、ポジティブなイメージをどれだけ自分に植えつけられるかどうかが肝なのでしょうね。
おわり!
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※当記事は2015/7/15に投稿した「【名言】松岡修造の〝前向きさ”の秘密とは? ~モチベーションを高めて前向きな自分を作る!~【熱血】」を編集、再投稿したものとなります。